今週発売の『週刊ポスト』に「ニュースを見に行く! 現場の磁力 「光太郎・智恵子」と上野精養軒の時代」という記事が載りました。
 
実は今週の『週刊ポスト』は、月曜日に歯医者の待合室で手に取っていたのですが、グラビアページばかり見ていて気付きませんでした(笑)。昨日、ネットで気づき、今日、慌てて買ってきました。
 
筆者は作家の山藤章一郎氏。大正3年(1914)12月22日、上野の精養軒で光太郎と智恵子の結婚披露宴が行われたことを軸に、同じ年の東京駅落成やJTBの開業などにも触れています。光太郎・智恵子に関しては、津村節子氏の小説『智恵子飛ぶ』や光太郎の詩篇などを引用しつつ、簡潔に二人の生涯をたどっています。当時の世相とからめながら展開する書き方が面白いと思いました。
 
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『週刊××』の類。新聞広告や電車の中吊りなどで、どぎつい見出しがやけに目立ちますが、こういうまじめな記事ももっともっと載せてほしいものです。
 
【今日は何の日・光太郎】1月23日

昭和26年(1951)の今日、花巻の大沢温泉に宿泊しています。