最近刊行された雑誌を紹介します。雑誌系はぼやぼやしていると店頭や版元に無くなってしまいますので。

2012/3/20 祥伝社発行 定価 838円+税

特集 谷村志穂「この時代のことばを探しに。」~福島・安達太良山紀行

カラーグラビアを含め、13ページにわたり、安達太良山や智恵子生家周辺の現状(3・11から一年経って)のレポート。昨日の時点で近所の書店の店頭にまだ並んでいました。
 
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2012/3/30 六曜社発行 定価 1428円+税

『青鞜』創刊100周年記念特集
 青鞜物語
 特別対談 瀬戸内寂聴×森まゆみ 「青鞜の女たち」
 宝石箱-「青鞜」短歌を読んで 林あまり
 青鞜の俳句・らいてうの俳句 飯島ユキ
 「青鞜」異聞-「青鞜」的な、余りに「青鞜」的な-或る恋の行く末
   正津勉
 
80頁にわたり、豪華執筆陣が様々な角度から『青鞜』が語られています。光太郎・智恵子にも触れられます。 

日本古書通信2012年4月号

2012/4/15 日本古書通信社発行 定価667円+税

川島幸希氏の連載「私がこだわった初版本」で、驚いたことに、おそらく献本として一部あるいは少部数作られたと思われる『道程』私家版について語られています。光太郎の識語署名三カ所、三方金、桐箱入(箱書・佐藤春夫)だそうで、当会顧問の北川太一先生にこの本の正体を尋ねるくだりもあったりし、とても興味深い内容でした。

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普通の書店では置いていないと思いますので、リンク先からご注文を。
 
最近入手した雑誌以外の書籍についても、後ほどレポートします。