大阪から書道展の情報です。

第28回游心会書道展-智恵子抄を中心に-高村光太郎の世界

期 日 : 2022年10月25日(火)~10月30日(日)
会 場 : 日本民家集落博物館 大阪府豊中市服部緑地1-2
時 間 : 9:30 ~ 17:00 
休 館 : 会期中無休
料 金 : 博物館としての入館料 大人500円 高校生300円 小・中学生200円

恒例の書道作品を中心とした展覧会。今年のテーマは「智恵子抄を中心に-高村光太郎の世界」。
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会場の日本民家集落博物館さんは、日本各地の代表的な民家を移築復元し、関連民具と合わせて展示するために昭和31年(1956)に、日本で最初に設置された野外博物館だそうです。
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この中の4棟を使って、地元の書道会・游心会さんの方々の作品展で、軸装を中心に約50点だそうです。代表の畑中弄石氏は、毎日書道展審査会員を務められているとのこと。

各人、てんでバラバラに書題を選ぶのでなく、会として「智恵子抄を中心に-高村光太郎の世界」だそうで、なるほど、そういうやり方もあるんだな、と感心しました。同会、過去には宮沢賢治や石川啄木の詩歌文などで同様の試みをやられているそうです。

古民家を会場にというのもいいですね。

是非足をお運び下さい。

【折々のことば・光太郎】

終日ベッド上、 近所の電気屋さん来てベッドと中西さん宅とに呼鈴をつける、

昭和29年(1954)7月13日の日記より 光太郎72歳

「中西さん」は、光太郎終の棲家となった中野の貸しアトリエと同じ敷地内の大家(おおや)さんです。今で言うナースコールのようなものでしょう。