情報を得るのが遅れまして、今夜の放映ですが……。
歌舞伎俳優の市川猿之助が神奈川県鎌倉市へ。北鎌倉で旅を始めた二人は、何気なく目にした看板を頼りにアトリエを訪ねるが、師匠が世界的有名デザイナーと聞き、仰天する。さらに、猿之助のファンという男性に出会い、話を伺うと、近くに北大路魯山人を世に出した人の家があると聞かされる。驚いた猿之助は、お宅を訪ねることに。一方、鶴瓶は、焼き物の窯を営む男性と偶然出会う。そこで、窯を継いだ意外ないきさつを聞き、驚く。
【出演】市川猿之助,【司会】笑福亭鶴瓶,小野文惠,【語り】常盤貴子,三宅民夫
舞台は鎌倉、ゲストは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、文覚上人役で出演されている市川猿之助さん。
サブタイトルに「偉人の名が続々登場!」とあります。そのうち、NHKさんの出した上記予告文に、北大路魯山人の名が出ています。
さらに予告文にある「世界的有名デザイナー」は、ジャンニ・ヴェルサーチ。
そして、われらが光太郎。
予告動画では「高村光太郎の」しか出ていませんが、血縁の方がご出演なさいます。
北鎌倉の明月院さん近くでカフェ兼ギャラリー「笛」をなさっている、山端ご夫妻。奥様が、光太郎の妹・しずのお孫さんにあたられます。
ほぼ毎年、お宅に伝わる品々、それからお近くにお住まいの尾崎喜八(光太郎と深い交流のあった詩人)のお孫さんと共同で「回想 高村光太郎と尾崎喜八 詩と友情」という展示をなさっています(年によっては尾崎をからめず「想い出高村光太郎 」としてやられることも)。
そのあたりのお話が出るのではないかと予想しております。ただ、ご夫妻からは来週の「後編」の方がご夫妻出演のシーンとなるのでは、というお話もありました。
どうもそのようで、「後編」の予告がこちら。
市川猿之助が鎌倉を旅する後編。鎌倉彫の店で地元に詳しい人を紹介してもらい、浄智寺へ。住職に地元でがんばる若い人を紹介してもらう。そこで、住職が着ている作務衣について耳寄りな情報を伺い、それを作る店を訪ねることに。一方、鶴瓶は、北鎌倉の喫茶店を訪ねる。たくさんの笛が展示される店を営むご夫婦に、ロマンチックな出会いについて聞く。さらに、坂道をのぼっていると、坂を駆け降りる女性に遭遇。驚いた鶴瓶は…。
【出演】市川猿之助,【司会】笑福亭鶴瓶,小野文惠,【語り】常盤貴子,三宅民夫
とりあえず本日の「前編」からご覧下さい。
もう1件、鎌倉がらみで。
誰もが一度は目にしたことがある古今東西の名画・彫刻・文化財を、時空を超えた“ライブなお散歩感覚”で体験します。作品の背景・エピソードを知れば、美術博物は身近で楽しいものに!名解説者・山田五郎、おぎやはぎと一緒にぶらぶらしよう!
大河ドラマでも話題の鎌倉へ。北条氏ゆかり、鎌倉五山第一位建長寺で国宝・重文ざんまい。あじさいで有名な長谷寺では、造立1300年 高さ9mの十一面観音に対面。
ただ、予告文には「国宝・重文ざんまい」とあり、五百羅漢像は鎌倉市の文化財には指定されていますが、国の指定は受けていませんので、微妙なところですが……。
それぞれ、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
午后三越にゆき、豊周個展を見る、豊周夫妻らにあふ、 法隆寺展をも見てかへる、
「豊周」は光太郎実弟にして、のちの鋳金分野人間国宝です。少し前にも書きましたが、この頃、東京駅前の丸ビルでは光太郎自身の個展も開催されていましたが、そちらを見に行ったという記述がありません。自分の個展は見に行かず、豊周の個展や法隆寺展(おそらく上野でしょう)は見たというのが、興味深いところです。
地上波NHK総合 2022年5月9日(月) 19:57〜20:42 再放送5月16日(月) 14:05〜14:50
歌舞伎俳優の市川猿之助が神奈川県鎌倉市へ。北鎌倉で旅を始めた二人は、何気なく目にした看板を頼りにアトリエを訪ねるが、師匠が世界的有名デザイナーと聞き、仰天する。さらに、猿之助のファンという男性に出会い、話を伺うと、近くに北大路魯山人を世に出した人の家があると聞かされる。驚いた猿之助は、お宅を訪ねることに。一方、鶴瓶は、焼き物の窯を営む男性と偶然出会う。そこで、窯を継いだ意外ないきさつを聞き、驚く。
【出演】市川猿之助,【司会】笑福亭鶴瓶,小野文惠,【語り】常盤貴子,三宅民夫
舞台は鎌倉、ゲストは大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に、文覚上人役で出演されている市川猿之助さん。
サブタイトルに「偉人の名が続々登場!」とあります。そのうち、NHKさんの出した上記予告文に、北大路魯山人の名が出ています。
さらに予告文にある「世界的有名デザイナー」は、ジャンニ・ヴェルサーチ。
そして、われらが光太郎。
予告動画では「高村光太郎の」しか出ていませんが、血縁の方がご出演なさいます。
北鎌倉の明月院さん近くでカフェ兼ギャラリー「笛」をなさっている、山端ご夫妻。奥様が、光太郎の妹・しずのお孫さんにあたられます。
ほぼ毎年、お宅に伝わる品々、それからお近くにお住まいの尾崎喜八(光太郎と深い交流のあった詩人)のお孫さんと共同で「回想 高村光太郎と尾崎喜八 詩と友情」という展示をなさっています(年によっては尾崎をからめず「想い出高村光太郎 」としてやられることも)。
そのあたりのお話が出るのではないかと予想しております。ただ、ご夫妻からは来週の「後編」の方がご夫妻出演のシーンとなるのでは、というお話もありました。
どうもそのようで、「後編」の予告がこちら。
地上波NHK総合 2022年5月16日(月) 19:57〜20:42 再放送5月23日(月) 14:05〜14:50
市川猿之助が鎌倉を旅する後編。鎌倉彫の店で地元に詳しい人を紹介してもらい、浄智寺へ。住職に地元でがんばる若い人を紹介してもらう。そこで、住職が着ている作務衣について耳寄りな情報を伺い、それを作る店を訪ねることに。一方、鶴瓶は、北鎌倉の喫茶店を訪ねる。たくさんの笛が展示される店を営むご夫婦に、ロマンチックな出会いについて聞く。さらに、坂道をのぼっていると、坂を駆け降りる女性に遭遇。驚いた鶴瓶は…。
【出演】市川猿之助,【司会】笑福亭鶴瓶,小野文惠,【語り】常盤貴子,三宅民夫
とりあえず本日の「前編」からご覧下さい。
もう1件、鎌倉がらみで。
BS日テレ 2022年5月10日(火) 20:00〜20:54
誰もが一度は目にしたことがある古今東西の名画・彫刻・文化財を、時空を超えた“ライブなお散歩感覚”で体験します。作品の背景・エピソードを知れば、美術博物は身近で楽しいものに!名解説者・山田五郎、おぎやはぎと一緒にぶらぶらしよう!
大河ドラマでも話題の鎌倉へ。北条氏ゆかり、鎌倉五山第一位建長寺で国宝・重文ざんまい。あじさいで有名な長谷寺では、造立1300年 高さ9mの十一面観音に対面。
出演者 山田五郎 おぎやはぎ(小木博明、矢作兼) 高橋マリ子
建長寺さんということで、もしかすると三門楼上の五百羅漢像(光太郎の父・光雲の師匠筋に当たる髙橋鳳雲作)にも触れて下さるかもしれません。ただ、予告文には「国宝・重文ざんまい」とあり、五百羅漢像は鎌倉市の文化財には指定されていますが、国の指定は受けていませんので、微妙なところですが……。
それぞれ、ぜひご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
午后三越にゆき、豊周個展を見る、豊周夫妻らにあふ、 法隆寺展をも見てかへる、
昭和27年(1952)11月23日の日記より 光太郎70歳
「豊周」は光太郎実弟にして、のちの鋳金分野人間国宝です。少し前にも書きましたが、この頃、東京駅前の丸ビルでは光太郎自身の個展も開催されていましたが、そちらを見に行ったという記述がありません。自分の個展は見に行かず、豊周の個展や法隆寺展(おそらく上野でしょう)は見たというのが、興味深いところです。