信州善光寺さん、今年は御開帳です。数え七年に一度ということで、本来は昨年の予定でしたが、コロナ禍のため一年延期されました。4月3日(日)~6月29日(水)の予定だそうです。

そこで、御開帳に合わせ、昨日ご紹介した長野県立美術館さんの企画展「善光寺御開帳記念 善光寺さんと高村光雲 未来へつなぐ東京藝術大学の調査研究から」が開催されるわけです。

また、日本郵政さんでは、御開帳記念ということで、 ご当地フレーム切手「七年に一度の盛儀 善光寺御開帳」を発売しました。信越支社さんのプレスリリースから。

オリジナルフレーム切手「七年に一度の盛儀 善光寺御開帳」の販売開始

日本郵便株式会社信越支社(長野県長野市、支社長 菊地 元)は、下記のオリジナル フレーム切手の販売を開始します。このオリジナル フレーム切手は、下記の郵便局(一部の簡易郵便局は除く)で限定販売します。

商品名 七年に一度の盛儀 善光寺御開帳
販売/受付開始日 2022年3月25日(金)
販売/受付開始日(Web) 2022年3月25日(金)午前 0時15分
申込受付数 14,000シート
販売郵便局 長野県の全郵便局(440局) ※一部の簡易郵便局は除きます。
商品内容 フレーム切手 1シート 84円切手×5枚
商品属性 店頭販売商品
販売単位 シート単位で販売します。
販売価格(税込) 1シート 1,000円
 「郵便局のネットショップ」でお取扱いする場合は、販売価格のほかに郵送料等が加算されます。

切手デザイン
善光寺御開帳は、本堂に安置される秘仏の本尊「一光三尊阿弥陀如来像」の分身として鎌倉時代に造られた前立本尊(まえだちほんぞん)を、数えで7 年に一度開扉(かいひ)する盛儀(せいぎ)です。本商品は、善光寺御開帳の魅力を盛り込んだデザインとしています。
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光太郎の父・光雲と、その高弟米原雲海による仁王像(大正8年=1919)、それを納める仁王門もデザインされています。
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基本、長野県内の郵便局さんでの販売ですが、日本郵政さんのサイト内の「郵便局のネットショップ」から通販も可(会員登録が必要ですが)。早速注文しました。

善光寺さん御開帳のフレーム切手、前々回(平成21年=2009)、前回(平成27年=2015)の際にも発行されました。それぞれ、仁王門の写真があしらわれた切手も含まれていまして、タイミングを失っていたので、このブログではご紹介していませんでしたが、入手しました。

前々回(平成21年=2009)のもの。当時の封筒の郵便料金は80円だったのですね。
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前回(平成27年=2015)のものはこちら。82円バージョンです。
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上記2点は入手しておりましたが、今回、改めて調べてみますと、前回(平成27年=2015)にはハガキ用の52円バージョンもありました。
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こちらは未入手でして、探してみます。

それにしても、こういう光太郎智恵子・光雲がらみの郵便関係(切手・はがきなど)、コツコツ集めているうちに、ミニ展示ができるくらい溜まってきました。ご要望があれば貸し出しいたしますので、お声がけ下さい。

【折々のことば・光太郎】

ねてゐるうち山口部落の老婆といふ人、青年をつれてきて何かをたのむ、言葉まるで分らず、断りてかへす、


昭和27年(1952)8月1日の日記より 光太郎70歳

花巻郊外旧太田村の山小屋での蟄居生活も丸7年が経とうとしていた時期で、かなり彼の地の方言等にも通じていた光太郎ですが、時にはこういうこともあったようで……。訪ねてきた老婆がたまたま言語不明瞭だったのかも知れませんが……。