BSテレビの再放送情報、放映順に2件ご紹介します。
初回放映は昨年11月でした。
前後半2本立てで、前半の登山挑戦者は、女優の酒井美紀さん。
光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)に謳われた、智恵子の故郷・福島二本松に聳える安達太良山に挑みます。
安達太良山が選ばれたのには理由(わけ)があり……。
そうなると、安達太良山は…………。
なるほど。
さらに山岳ガイドさんもご同行。
「山岳収集家」という肩書きを、当方、初めて目にし、「?」と思いましたが……。
だ、そうです。
出発地点は、奥岳登山口。ここから歩いて山頂まで登っても、朝出れば夕方には帰り着けるのですが、「登山初心者」ということで、ロープウェイで一気に8合目まで。
すると、山頂駅からはおよそ1時間半。ただ、コロナ禍前の山開きの日は大混雑でしたし、雪融け水で登山道が泥の河と化している箇所も多く、もう少し時間がかかる状態でした。
さて、山頂駅のすぐ近くで……。
光太郎智恵子、ばっちり紹介してくださいました。多謝。
ただし、この日は……。
その後、山頂付近で山グルメを堪能し……。
いよいよ登頂。ドローン空撮なども効果的に使っていました。
さらに足を伸ばして、沼の平。
番組後半、ガレッジセール・ゴリさんの山梨県三ツ峠山編(こちらは「登山初心者」といいつつ、けっこう過酷でした)をはさみ……。
最後に、再び酒井さん。後日譚として、「山岳収集」の伏線が回収されて、番組終了。
もう1件、同じ日の放映です。
じつは公式サイトで全編見られてしまうのですが、光太郎生涯最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」などの「美景」、テレビの大画面で観るのをお薦めします。ちなみにこの番組、3月6日(日)オンエアの最新作は、当方自宅兼事務所のある千葉県香取市(それなりの観光地ですので)及び、光太郎智恵子ゆかりの銚子犬吠埼(光太郎智恵子にはふれられませんでしたが)でした。そちらも公式サイトからご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
午后「森英介之墓」等揮毫。
「森英介」(大6=1917~昭26=1951)は米沢出身の詩人。生前に刊行された(正確にはぎりぎり間に合わず亡くなりましたが)唯一の詩集『火の聖女』には、光太郎が序文を寄せています。この詩集は活字工として働いていた森が自ら紙型を組み、印刷まで完了しましたが、その刊行を見ることなく、森はその直後に胃穿孔で急逝してしまいました。
ゆるっと山歩に行こう▽登山を始めたい方必見!絶景やグルメも堪能!
BS朝日 2022年3月26日(土) 14:55〜15:54登山初心者の女優・酒井美紀と、ゴリ(ガレッジセール)が、山のスペシャリストと共に山頂を目指す!景色はもちろん、山での歩き方や服装など登山初心者に向けた情報も満載。
酒井美紀(女優)が登るのは、福島県にある安達太良山(あだたらやま)。「日本百名山」に選ばれている標高1700mの美しい山で、中高年の方でも登りやすい、登山初心者にはうってつけの山!一方、ガレッジセールのゴリが登るのは、山梨県にある標高1785mの三ツ峠山。通常は3時間程度で登山が可能で、麓には宿泊も可能な温泉付きの施設もあり、登山初心者に人気の山。さあ、ゆるっと山歩(さんぽ)してみよう!
出演者 酒井美紀、ゴリ(ガレッジセール)、栗山祐哉(上級登山インストラクター)、鈴木優香(山岳収集家)、吉野時男(グルメハイカー)、北村春夏(歴史ハイカー)
初回放映は昨年11月でした。
前後半2本立てで、前半の登山挑戦者は、女優の酒井美紀さん。
光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)に謳われた、智恵子の故郷・福島二本松に聳える安達太良山に挑みます。
安達太良山が選ばれたのには理由(わけ)があり……。
そうなると、安達太良山は…………。
なるほど。
さらに山岳ガイドさんもご同行。
「山岳収集家」という肩書きを、当方、初めて目にし、「?」と思いましたが……。
だ、そうです。
出発地点は、奥岳登山口。ここから歩いて山頂まで登っても、朝出れば夕方には帰り着けるのですが、「登山初心者」ということで、ロープウェイで一気に8合目まで。
すると、山頂駅からはおよそ1時間半。ただ、コロナ禍前の山開きの日は大混雑でしたし、雪融け水で登山道が泥の河と化している箇所も多く、もう少し時間がかかる状態でした。
さて、山頂駅のすぐ近くで……。
光太郎智恵子、ばっちり紹介してくださいました。多謝。
ただし、この日は……。
その後、山頂付近で山グルメを堪能し……。
いよいよ登頂。ドローン空撮なども効果的に使っていました。
さらに足を伸ばして、沼の平。
番組後半、ガレッジセール・ゴリさんの山梨県三ツ峠山編(こちらは「登山初心者」といいつつ、けっこう過酷でした)をはさみ……。
最後に、再び酒井さん。後日譚として、「山岳収集」の伏線が回収されて、番組終了。
もう1件、同じ日の放映です。
ニッポン美景めぐり 十和田・奥入瀬
BSフジ 2022年3月26日(土) 19:30〜19:55日本の美しい景観を求めて、俳優・和合真一がカメラ片手に日本各地をめぐる旅番組。
今回の旅先は、青森県の十和田市。十和田ビジターセンターで十和田湖の歴史を学ぶ。名産のひめます料理やご当地グルメを味わう。美しい景勝地、奥入瀬渓流を散策。大自然が生んだニッポンの美景をご紹介。
旅人:和合真一 ナレーター:服部潤
こちら、初回放映は昨年7月でした。その後、くり返し再放送がありましたが、初回放映を含め、すべて深夜から未明のオンエアでした。で、今回、初めてゴールデンタイムでの放映です。旅人:和合真一 ナレーター:服部潤
じつは公式サイトで全編見られてしまうのですが、光太郎生涯最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」などの「美景」、テレビの大画面で観るのをお薦めします。ちなみにこの番組、3月6日(日)オンエアの最新作は、当方自宅兼事務所のある千葉県香取市(それなりの観光地ですので)及び、光太郎智恵子ゆかりの銚子犬吠埼(光太郎智恵子にはふれられませんでしたが)でした。そちらも公式サイトからご覧下さい。
【折々のことば・光太郎】
午后「森英介之墓」等揮毫。
昭和27年(1952)7月22日の日記より 光太郎70歳
「森英介」(大6=1917~昭26=1951)は米沢出身の詩人。生前に刊行された(正確にはぎりぎり間に合わず亡くなりましたが)唯一の詩集『火の聖女』には、光太郎が序文を寄せています。この詩集は活字工として働いていた森が自ら紙型を組み、印刷まで完了しましたが、その刊行を見ることなく、森はその直後に胃穿孔で急逝してしまいました。
墓標の文字を遺族から依頼された光太郎は、哀惜の意を込めて正面に刻まれた「森英介之墓」、向かって左側面の「智応院正行日重居士」(戒名)を揮毫しました。