光太郎最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」のたつ、青森十和田湖畔休屋地区で、「カミのすむ山 十和田湖 FeStA LuCe 2021-2022 第1章 光の紅葉物語」が開幕しました。

まず地方紙『東奥日報』さん記事。

十和田湖畔、色めく秋の演出 ライトアップイベント開幕 11月23日まで

 十和田湖畔を光で彩る「カミのすむ山 十和田湖 FeStA LuCe(フェスタ・ルーチェ)2021−2022」が21日、休屋地区の十和田神社周辺を主会場に開幕した。訪れた観光客らが、幻想的にライトアップされた参道沿いの紅葉を楽しんだ。
 十和田神社の鳥居や本殿、乙女の像を巡る約1キロのルートを、大小のボール型照明や投光器などで自然の色合いを生かしながら演出する。午後5時20分、鳥居前で関係者らが点灯式を行い、湖畔のにぎわい復活に期待を寄せた。
 八戸市から訪れた佐々木睦美さん(34)は「近場で楽しめるイベント。真冬のイルミネーションとはちょっと違って、光に温かみも感じた」、友人の大館知世さん(35)は「赤くライトアップされた木の間から月が見えて幻想的だった」と話し、約1時間の散策を満喫していた。
 フェスタはこれまでの「十和田湖冬物語」のリニューアルイベントで、同物語実行委員会(中村秀行実行委員長)が主催し前年度から開催。本年度は秋の第1章と冬の第2章に分けて行う。第1章は11月23日までで、時間は午後5時半〜同9時。新型コロナウイルス感染対策のため、1日の入場者数を制限する。
 チケットなど問い合わせは実行委事務局の十和田奥入瀬観光機構(電話0176-24-3006)へ。
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続いて『デーリー東北』さん。

紅葉、光で美しく/十和田湖フェスタルーチェ開幕

008 光の祭典「カミのすむ山 十和田湖 FeStA LuCe(フェスタルーチェ)2021―2022」(十和田湖冬物語実行委員会主催)が21日、湖畔の十和田神社周辺で開幕した。11月23日までを第1章の「光の紅葉物語」とし、赤や黄色に染まる木々を幻想的にライトアップしている。
 フェスタルーチェは従来の雪祭り・十和田湖冬物語をリニューアルしたイベントで、昨年度初めて開催。今季は2章立てで、12月4日~来年2月20日は「光の冬物語」に衣替えする。
 神社本殿や周辺約1キロの参道が色とりどりの光で照らされ、会場に流れる音楽と共に神秘的な世界を作り出している。紅葉は色付き始めで、今後さらに見応えが増しそうだ。
 時間は午後5時半~9時。入場には新型コロナウイルスワクチンの接種済証や検査の陰性証明が必要となる。

主催の十和田奥入瀬観光機構の方から、画像を頂きました。

まず点灯式。右はその後の十和田神社さん境内の様子。
DSC_2181 点灯式3 IMG_8809
この奥に、ライトアップされた「乙女の像」。
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いい感じですね。

記事にあるように、11月23日(火)までが紅葉シーズンに合わせての「光の紅葉物語」、仕切り直して12月から来年2月までは、雪景色の中での「光の冬物語」だそうです。

ぜひ足をお運び下さい。

【折々のことば・光太郎】

目覚めて時計午后三時なるに驚きおきる、昨夜三時にねたり、


昭和26年(1951)2月22日の日記より 光太郎69歳

この時期、実に体調が悪かったというのが、こういうところにも表れているような気がします。12時間も爆睡してしまったわけで……。