光太郎第二の故郷・岩手花巻で主に「食」を通して光太郎顕彰にあたられているやつかの森LLCさんが、「こうたろうカフェ」として不定期に出店なさっている同市東和町のワンデイシェフの大食堂さん。日替わりで様々な団体さん(個人も?)がキッチンを使って料理を饗するというシステムです。
うっかり事前の予告をこのブログで失念してしまっていましたが、先月は25日(火)に出店なさったそうで、その画像をお送り下さいました。
メニューは「特注タレでいただく紫蘇巻きトンカツ」「ふんわり卵のニラ炒め」「ミズの辛子和え」「新玉と紅鮭のマリネ」「人参の白和え」「きゅうりの浅漬け」「つみれのおすまし」「ゆかりご飯」「黒蜜ときな粉のつきたてヨモギ餅」「お茶」だそうで。これで1,000円ですからお得感も満載ですね。
基本、光太郎の日記などから光太郎が作っていたメニューや使っていた食材などを参考に、現代風にアレンジしてというコンセプトです。山菜のミズは光太郎が暮らした旧太田村の山小屋近く、故・高橋愛子さんのお宅附近で採集された由。
固定ファンがいらっしゃるのでしょう、平日にもかかわらず、ランチタイムに48食分が完売だとのこと。
今月は13日(土)に出店なさるそうです。
その際のメニュー予定が「自家製サラダチキン」「じゃが芋と牛肉のしぐれ煮」「夏野菜の揚げびたし」「小松菜のじゃこ炒め」「きゃらぶき」「お新香」「ズッキーニの冷製ポタージュ」「黒米ご飯」「フルーツミルク寒天」「コーヒー」だそうです。
ぜひご予約下さい。
【折々のことば・光太郎】
今日は小生の誕生日だつたので、朝から赤飯を炊いたり、小豆を煮たり、いつかの上等の小麦粉でうまいバタ入り蒸しパンをつくつたりしました。其上折よく昨日新聞の日報社からもらつた一級酒があつたので、それをあたためて炉辺でやりました。山口市の人から揮毫の礼にもらつた下関の「うに」が何よりの肴となりました。
光太郎、誕生日を迎えて満で65歳となりました(上記に「66歳」としていますが、この項、数え年で表記していますのでずれています)。この日の日記を見ると、夕方、村の娘さんが薬を届けに来たくらいで、他に来訪者はなく、寂しいと云えば寂しい誕生日でした。
それでも自分のためにいろいろ御馳走を作る光太郎、マメですね。もっとも現代のようにお総菜やら弁当やらがそこらで売っているという時代ではありませんでしたが。
うっかり事前の予告をこのブログで失念してしまっていましたが、先月は25日(火)に出店なさったそうで、その画像をお送り下さいました。
メニューは「特注タレでいただく紫蘇巻きトンカツ」「ふんわり卵のニラ炒め」「ミズの辛子和え」「新玉と紅鮭のマリネ」「人参の白和え」「きゅうりの浅漬け」「つみれのおすまし」「ゆかりご飯」「黒蜜ときな粉のつきたてヨモギ餅」「お茶」だそうで。これで1,000円ですからお得感も満載ですね。
基本、光太郎の日記などから光太郎が作っていたメニューや使っていた食材などを参考に、現代風にアレンジしてというコンセプトです。山菜のミズは光太郎が暮らした旧太田村の山小屋近く、故・高橋愛子さんのお宅附近で採集された由。
固定ファンがいらっしゃるのでしょう、平日にもかかわらず、ランチタイムに48食分が完売だとのこと。
今月は13日(土)に出店なさるそうです。
その際のメニュー予定が「自家製サラダチキン」「じゃが芋と牛肉のしぐれ煮」「夏野菜の揚げびたし」「小松菜のじゃこ炒め」「きゃらぶき」「お新香」「ズッキーニの冷製ポタージュ」「黒米ご飯」「フルーツミルク寒天」「コーヒー」だそうです。
ぜひご予約下さい。
【折々のことば・光太郎】
今日は小生の誕生日だつたので、朝から赤飯を炊いたり、小豆を煮たり、いつかの上等の小麦粉でうまいバタ入り蒸しパンをつくつたりしました。其上折よく昨日新聞の日報社からもらつた一級酒があつたので、それをあたためて炉辺でやりました。山口市の人から揮毫の礼にもらつた下関の「うに」が何よりの肴となりました。
昭和23年(1948)3月13日 宮崎稔宛書簡より 光太郎66歳
光太郎、誕生日を迎えて満で65歳となりました(上記に「66歳」としていますが、この項、数え年で表記していますのでずれています)。この日の日記を見ると、夕方、村の娘さんが薬を届けに来たくらいで、他に来訪者はなく、寂しいと云えば寂しい誕生日でした。
それでも自分のためにいろいろ御馳走を作る光太郎、マメですね。もっとも現代のようにお総菜やら弁当やらがそこらで売っているという時代ではありませんでしたが。