昨夜、NHKBSプレミアムで放映されたlogo「きらり!えん旅」。旅人は歌手の由紀さおりさん。原発事故で大変な状況の二本松を訪れました。
 
大変な状況にもめげず、野菜作りや和紙作りに精を出す地元の方々、原発に近い浪江町から避難されてきた方々……。そして「ほんとの空」自慢ということで、智恵子のまち夢くらぶの熊谷健一さんもご出演なさいました。智恵子生家の裏手にある詩碑の丘に由紀さんを御案内し、雪と春霞に覆われた安達太良山をお見せなさっていました。映像で見る限りロケの日(4/11)は気持ちの良い晴天で、まさしく「ほんとの空」が広がっていました。しかし、熊谷さん曰く「原発事故のため、青い空でも、ちょっと複雑なところがある。早く元の純粋な青い空に戻ることを願っている。」とのことでした。本当にそうですね。
 
番組のラストには安達文化ホールでの由紀さんのコンサート。熊谷さんはじめ観客の皆さんは涙を流して聴き入っていました。音楽は人の心を揺さぶるものだと、改めて痛感しました。
 
お見逃しの方は、5/16(水)午前11:00~11:30、5/17(木)15:30~16:00に再放送がありますのでご覧下さい。
 
東北復興のため、我々にできることもしっかりと考えていきたいと思います!

昨日のテレビ朝日系「徹子の部屋」、ゲストは渡辺えりさんでした。貴重なお話がたくさん聞けました。
 
今年87歳になられる渡辺さんのお父様は光太郎と面識があり、お父様が光太郎と出会った時のエピソードをご紹介、光太郎署名入りの『道程 再訂版』や、光太郎からの葉書をご持参、黒柳さんも興味深そうでした。
 
お父様と光太郎にまつわるエピソードは、以下の書籍・雑誌に記述があります。 

 中央公論社 平成15年(2003) 渡辺えり子(美輪明宏さんの勧めで改名する前の渡辺さんです)

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ちなみに当方の持っている『思い入れ歌謡劇場』に、渡辺さんにサインをしていただきました。 

月刊絵手紙2003年6月号通巻90号003

日本絵手紙協会 平成15年(2003)
 
渡辺正治氏(お父様です)の「昭和20年4月10日光太郎先生との一期一会」2ページ。先の『道程』や葉書の画像も掲載されています。

ただ、ちょっと古い雑誌でして、ざっとネットで探した範囲ではバックナンバーも完売してしまって販売されていないようです。入手には古書市場だのみとなりますね。

 
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こちらの書簡については、平成18年(2006)高村光太郎記念会発行の『光太郎遺珠』北川太一・小山弘明編にも掲載させていただいております。『光太郎遺珠』とは何か? また後ほどのブログで紹介いたします。 

牛田守彦著 ぶんしん出版 平成23年(2011)

昨日の「徹子の部屋」オンエアで紹介されたものですが、当方、こちらの書籍は存じませんでした。早速購入しようと思います。 
 
また、今月17日から公演が始まる舞台、光太郎・智恵子を描いた『月にぬれた手』、宮澤賢治が主人公の『天使猫』についてもお話がありました。当方、5/26(土)のチケットを購入、2本立てで見に行って参ります。
 
今日は夜7:30~8:00、NHKBSプレミアムの「きらり!えん旅」で、由紀さおりさんが二本松を訪れた模様が放映されます。再放送は5/16(水)午前11:00~11:30、5/17(木)午後3:30~4:00です。

いろいろなところで光太郎、智恵子が取り上げられ、嬉しい限りです。この流れを途切らせないようにしたいものです。
 
また、明日5/11(金)、地上波テレビ東京系11時35分~12時30分、大人の極上ゆるり旅「岩手・花巻温泉郷/中伊豆・名湯巡り」が放映されます。元「わらべ」の高橋真美さんと、温泉エッセイストの山崎まゆみさんが、光太郎も時折滞在した花巻・鉛温泉を訪れます。

この番組、一回の収録で何回かに分けてオンエアされるようで、4/27の放映は、同じお二人が、やはり光太郎が愛した花巻・大澤温泉と花巻温泉を訪れた模様でした。この回では、宮澤賢治に関しては詳しく取り上げていましたが、光太郎の話は出てきませんでした(背景に光太郎の揮毫した書が映りましたが)。今回の鉛温泉はどうでしょうか? 

最近刊行された雑誌を紹介します。雑誌系はぼやぼやしていると店頭や版元に無くなってしまいますので。

2012/3/20 祥伝社発行 定価 838円+税

特集 谷村志穂「この時代のことばを探しに。」~福島・安達太良山紀行

カラーグラビアを含め、13ページにわたり、安達太良山や智恵子生家周辺の現状(3・11から一年経って)のレポート。昨日の時点で近所の書店の店頭にまだ並んでいました。
 
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2012/3/30 六曜社発行 定価 1428円+税

『青鞜』創刊100周年記念特集
 青鞜物語
 特別対談 瀬戸内寂聴×森まゆみ 「青鞜の女たち」
 宝石箱-「青鞜」短歌を読んで 林あまり
 青鞜の俳句・らいてうの俳句 飯島ユキ
 「青鞜」異聞-「青鞜」的な、余りに「青鞜」的な-或る恋の行く末
   正津勉
 
80頁にわたり、豪華執筆陣が様々な角度から『青鞜』が語られています。光太郎・智恵子にも触れられます。 

日本古書通信2012年4月号

2012/4/15 日本古書通信社発行 定価667円+税

川島幸希氏の連載「私がこだわった初版本」で、驚いたことに、おそらく献本として一部あるいは少部数作られたと思われる『道程』私家版について語られています。光太郎の識語署名三カ所、三方金、桐箱入(箱書・佐藤春夫)だそうで、当会顧問の北川太一先生にこの本の正体を尋ねるくだりもあったりし、とても興味深い内容でした。

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普通の書店では置いていないと思いますので、リンク先からご注文を。
 
最近入手した雑誌以外の書籍についても、後ほどレポートします。

近々行われる高村光太郎・智恵子関連のイベントをご紹介します。 

高村祭

2012年5月15日(火) 10:00~14:30頃 

岩手花巻の、光太郎が昭和20年から丸7年を過ごした小屋、「高村山荘」で行われます。
 
今年は盛岡大学・同短期大学部学長、国際啄木学会会長の望月善次氏の特別講演があるそうです。その他、地元の児童生徒による詩の朗読、器楽演奏、コーラスなどが予定されています。参加は無料です。
 

20日は智恵子の誕生日ということで、以下のイベントがあります。 

智恵子講座’12 第2回「智恵子ゆかりの地を歩く」智恵子生誕祭「好きです智恵子青空ウォーク」

2012年5月20日(日) 9:30~

福島二本松の旧安達地区で活動している智恵子のまち夢くらぶさんの主催です。全7回のうちの2回目で、希望する会だけの参加も可能とのことです(参加費1,000円)。

申込先は智恵子のまち夢くらぶの熊谷さん。tel/fax0243-23-6743。1週間前ですから5/13まで申し込み受付中のようです。 

2012年5月20日(日) 15:00~

仙台の長町遊楽庵びすたーりというところで行われる公演です。

斎藤卓子さんのピアノにのせ、荒井真澄さんの「智恵子抄」朗読。平成21年(2009)年、そして今年の1月にも同様の公演があり、荒井さんのライフワークのようなものでしょうか。料金はケーキセット付きで3,800円。連絡先はびすた~り 022-352-7651 アクテデュース 022-265-5350。
 
同じ会場で、一関恵美さんの墨画展「メトロポオル~墨色の智恵子抄~も開催されています(こちらは6/17まで)。

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当方、①および③に行って参ります。のちほどご報告を致します。

4月14日(土)、横浜のそごう美術館さんを後にし、000一路、新宿へと向かいました。
 
老舗のライヴハウス、ミノトール2さんにて、高木馨さんの『高村光太郎考 ぼろぼろな駝鳥』出版記念イベントがあったためです。同書は、昨年10月に文治堂書店さんから刊行されました。原稿用紙500枚という大作です。
 
さて、イベントは高木さんの親友で詩人・刀道の達人、佐土原台介氏の司会で始まりました。
 
光太郎関連では、中西利一郎氏の興味深いお話がありました。中西氏は、水彩画家の故・中西利雄氏(明33~昭23)のご子息で、中野区ご在住です。光太郎がその最晩年、十和田湖畔に建つ裸婦像(通称・乙女の像)の制作のため借りたのが中西利雄のアトリエ。

ちなみに光太郎はこちらの庭に咲いていた連翹を愛し、そこから光太郎の命日が「連翹忌」と命名されました。中西利一郎氏は、写真のパネル等を持参され、光太郎の回想を披瀝されました。
 
続いて当方のスピーチ。連翹忌についての話をメインに、15分ほどしゃべらせていただきました。
 
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その後は高木さんのお仲間のみなさんによるアトラクション。シンガーソングライター小藤博之さん、
ピアノ引き語りいまむら直子さんとシューフィーズの皆さん、アコースティックギター中村ヨシミツさんと歌の三原ミユキさん、フラメンコ手下倭里亜さんと手下ダンススタジオの皆さん。
 
この手のイベントが有れば、出来る限り駆けつけますし、しゃべれと言われればしゃべりますので、お声がけ下さい。

ブログ、開設したばかりで最近の報告が追いつきません。
 
4月14日(土)、まずは横浜のそごう美術館さんに行って参りました。お目当ては企画展「宮澤賢治・詩と絵の宇宙 雨ニモマケズの心」(会期は4/22までで、もう終わってしまっています)。


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現在は福島のいわき市立美術館で巡回開催中(6/17まで)。
 
赤羽末吉、いわさきちひろ、武井武雄、司修、ますむらひろしなど、後世のアーティスト達が表現した賢治の世界がメインでしたが、そこに光太郎の書も展示されました。岩手花巻、羅須地人協会の跡地に建つ「雨ニモマケズ」を刻んだ詩碑の元になった光太郎の揮毫です。
 
光太郎と賢治、二人が直接会ったのは大正15年の秋、おそらく一度しかありません。しかし、お互いにお互いの芸術世界を激賞していました。そうした縁もあり、賢治没後の昭和11年(1936)に建てられた碑の揮毫を光太郎が引き受けたのです。
 
当方、碑は何度も見ましたし、拓本も持っているのですが、やはり元の筆跡はまた違った感じがしました。

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それにしても光太郎の筆跡のすばらしさ。この揮毫に限らず、光太郎書の全般にいえることですが、どれもものすごい芸術的な書、というわけではなく、当たり前の書法で当たり前に書いています。しかし、そこから漂う「品格」「気」とでもいうのでしょうか、それは絶対に真似の出来ないものだと思います。

4月2日、連翹忌終了後、1ヶ月の間にも光太郎関連のイベントなどいくつか参加して参りましたが、明日以降のブログでご報告します。
 
今日はこれから放送される光太郎・智恵子関連のテレビ番組の情報を二つ。 

 地上波テレビ朝日系 2012年5月9日(水) 13:20~

ゲストは渡辺えりさん。5/17(木)から公演が始まる光太郎・智恵子を主人公とした「月にぬれた手」、宮澤賢治を主人公とした「天使猫」のお話や、光太郎と面識があったお父様に関するお話が聴けることと思われます。

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ただし、地上波ですので、関東地方以外では放送日程が異なるかもしれません。 

きらり!えん旅logo

NHKBSプレミアム 2012年5月10日(木) 19:30~

震災からの復興を応援する番組ですが、ゲストは由紀さおりさんで、福島・二本松が舞台です。地元で智恵子の顕彰を続けていらっしゃる「智恵子のまち夢くらぶ」の熊谷さんも出演なさっています。
 
ふるってご視聴のほど。

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平成24年(2012)4月2日、東京日比谷の松本楼において、第56回連翹忌が行われました。昨年は震災の影響で集まりは中止、こうして皆さんとお会いするのは2年ぶりとなりました。
 
まず、一昨年の連翹忌まで、毎回元気に参加なさっていた宮城・女川光太郎の会の貝廣さんをはじめ、震災で犠牲になられた方々への黙祷。
 
乾杯のあとは、各地で活躍される方々からスピーチをいただきました。
 
高村光太郎記念会事務局長にして当会顧問をお願いいたしました、北川太一先生
女川光太郎の会の笠松さん、佐々木さん
岩手・高村記念会の高橋さん
光太郎・智恵子を主人公とした舞台「月にぬれた手」を上演される女優の渡辺えりさんとお仲間のみなさん
長野・碌山美術館の武井さん
昨年、「北川太一とその仲間達」を上梓された文治堂書店さん
やはり昨年、文治堂書店さんより力作「高村光太郎考 ぼろぼろな駝鳥」を刊行された高木馨さん
今年、「スケッチで訪ねる『智恵子抄』の旅」を刊行される坂本富江さん
光太郎のご親族で、鎌倉でギャラリー笛を開かれている山端ご夫妻
生前の光太郎を知る鋳金家・人間国宝の斎藤明先生
オペラ「智恵子抄」等でご活躍の歌手・本宮寛子さん
福島・智恵子のまち夢くらぶ熊谷さん
 
他にも大勢の方にスピーチをいただきました。ありがとうございました。
 
来年の第57回連翹忌も、どうぞよろしくお願いします。

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ブログをはじめました!
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これからどうぞよろしくお願いします!
 
彫刻家にして詩人、その業績の大きさと体格の大きさ、そして人間としての大きさから「巨星」と称された高村光太郎(明16=1883~昭31=1956)。
 
毎年、光太郎の命日である4月2日は「連翹忌(れんぎょうき)」と名付けられ、彼の功績をたたえ、敬愛する人々によって、東京日比谷公園内の松本楼にて催しが行われています。今年も56回目の連翹忌がつつがなく終わりました。
 
このブログは、全国の光太郎・智恵子ファンの交流の場としていきたいと考えています。
 
これからどうぞよろしくお願いします!

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