「智恵子抄」その他の光太郎詩にオリジナルの曲を付けて歌われている、シャンソン系歌手のモンデンモモさん。今年も「智恵子抄」がらみのコンサート等を京都都内で開催されてきましたが、今度は鳥取だそうです。

Art train 2022『藝術列車』プレイベントVol. 0.5

期 日 : 2022年12月4日(日)
会 場 : 日南町総合文化センター 鳥取県日野郡日南町霞785
時 間 : 12:30~
料 金 : 1,000円

日南町発の芸術の祭典が始まります。ピアノ・二胡 ・朗読とチェロ演奏・ビジュアル華道・パントマイム・シャンソン・イタリアオペラ・歌舞踊・神楽 など、 様々な藝術とのコラボレーションステージも予定しています。ユーチューブでのライブ配信も行います。
https://www.youtube.com/watch?v=2T0Df090SHk

第1部
 二胡演奏/山本佑佳 ヴィジュアル華道/Rosalia Belmondo パントマイム/魁士
 ピアノ演奏/中島巌 ヤングアーティストバレエ/岩佐久美子バレエスクール
 朗読とチェロで親しむ『徒然草』/和貝晴美・なりかわあきよ
第2部
 舞踊音楽劇 文藝ビジュアル『智恵子飛ぶ』
  歌舞踊/モンデンモモ ピアノ/田中幸子 チェロ/なりかわあきよ

第3部
 「シャンソン」 歌唱/松尾芳紀・森岡優子 ピアノ/田中幸子
 「わが太陽! カンツォーネ イタリアオペラの輝き」
   歌唱/若井健司 ピアノ/大山まゆみ

 ここに『たたら物語』生まれる!!
  歌舞踊/モンデンモモ ピアノ/中島巌 二胡/山本佑佳 日南神楽神光社
  華道/Rosalia Belmondo 
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お近くの方(遠くの方も(笑))、ぜひどうぞ。

【折々のことば・光太郎】

誕生日、 椛澤さんくる、クツ下、抹茶をもらふ、 カマクラの吉野秀雄さん夫人くる、ソーセージをもらふ、いろいろの話、 秋田の大野さんといふ女性くる、 奥平さんくる、ゐなりずしをもらふ、桑原さん加はり、三人と夜九時頃まで話、すしをくふ、ケーキをくふ、


昭和30年(1955)3月13日の日記より 光太郎73歳

明治16年(1883)生まれの光太郎、この日で満72歳となりました(すぐ上に「光太郎73歳」と書いているのは、数え年です)。しめしあわせてのことではないのでしょうが、ほぼ臥床している光太郎の見舞いを兼ねて、多くの人が誕生祝いに訪れました。

椛澤さん」は茶道家。「吉野秀雄さん夫人」は吉野登美子。元八木重吉夫人でしたが、八木が早逝した後、歌人の吉野秀雄と再婚しました。「奥平さん」と「桑原さん」は美術史家。「秋田の大野さん」だけは詳細が不明です。

プレゼントをいろいろもらい、しっかりバースデーケーキも食べたのですね(笑)。