「沖縄県立芸術大学音楽学部第32回洋楽定期公演~沖縄から発信する現代の音楽~」が、那覇市の沖縄県立芸術大学奏楽堂ホールさんで開催されました。江幡侑奈氏作曲の「《冬が來た》高村光太郎の詩による」が演奏されました。
つむぎ書房さんから野樹優氏著の小説『非愛の海』が刊行されました。光太郎智恵子に触れられています。
10月8日(金)~10月30日(土)
東京都港区のCLEAR GALLERY TOKYOさんで、現代アート作家来田広大氏のインスタレーション「あどけない空#2 The artless sky #2」が開催されました。

福岡県太宰府市の太宰府市文化ふれあい館さんで「第6回太宰府学講座 日本近代木彫史と山崎朝雲、冨永朝堂」が開催され、光雲にも触れられました。講師は田鍋隆男氏(元福岡市博物館学芸課長)でした。
生活の友社さんから雑誌『美術の窓』№458 2021年11月号が発行されました。富山県水墨美術館さんの 「チューリップテレビ開局30周年記念「画壇の三筆」熊谷守一・高村光太郎・中川一政の世界展」に関し、記事が2本載りました。まず、同館館長であらせられる中川美彩緒氏が「和魂洋才-書画のススメ」というコーナーで、展示中の光太郎画帖「有機無機帖」について。さらに拙稿「五匹目の「蝉」」。
10月23日(土)
テルミン奏者大西ようこさんによる「第12回RCAテルミンの夕べ ウルトラマンが読む「智恵子抄」」がオンラインでライブ配信されました。初代ウルトラマンのスーツアクターを務められた古谷敏氏による「智恵子抄」朗読が為されました。

10月27日(水)
講談社さんから小田原のどか氏著『近代を彫刻/超克する』が刊行されました。「光太郎とロダン」という章を含みます。
大分市のiichiko総合文化センターさんで第74回全日本合唱コンクール全国大会 高等学校部門が開催され、高等学校部門Bグループ九州代表として出場の鹿児島高等学校音楽部さんが、西村朗氏作曲の「千鳥と遊ぶ智恵子」を自由曲で演奏、みごと銀賞に輝きました。
同日、吉夏社さんから髙橋純氏編訳『高田博厚=ロマン・ロラン往復書簡 回想録『分水嶺』補遺』が刊行されました。光太郎にも触れられています。
同日、NHK BSプレミアムさんで「プレミアムドラマ山女日記3」の「第三話 あどけない空・安達太良山」が放映されました。再放送が11月7日(日)でした。

ハピネット・メディアマーケティングさんから 朗読CD「朗読喫茶 噺の籠 ~あらすじで聴く文学全集~ 坊ちゃん/耳なし芳一・雪女/詩集「生きる」」がリリースされました。光太郎詩詩「道程」(大正3年=1914)、「冬が来た」(同)が含まれています。朗読は、声優の豊永利行さんでした。




11月10日(水)
幻冬舎さんから湊かなえ氏著『残照の頂 続・山女日記』が刊行されました。「プレミアムドラマ山女日記3」の原作です。「武奈ヶ岳・安達太良山」の章で、「智恵子抄」がモチーフに使われています。


樹海社さんから間島康子氏著『ハユラコ hajurako 間島康子随想集』が刊行されました。「智恵子の空」というエッセイを含みます。
マガジンハウス社さんから雑誌『 & Premium no.97 January 2022 PEACEFUL MOMENTS 静かに過ごす時間が、必要です。』が発行されました。「あの人が愛した、静かな時間。」という項で智恵子が紹介されました。
BS朝日さんで「ゆるっと山歩(さんぽ)に行こう ▽登山を始めたい方必見!絶景やグルメも堪能!」が放映され、安達太良山の紹介の中で「智恵子抄」が取り上げられました。出演は女優の酒井美紀さん他でした。


11月22日(月)


青森県十和田市の十和田湖畔休屋地区で「カミのすむ山 十和田湖 FeStA LuCe 2021-2022 第2章 光の冬物語」が開催中です。イルミネーションを中心としたイベントで、光太郎最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」のライトアップも為されています。

松竹さんプロデュースの「朗読劇 智恵子抄」が、東京音中央区銀座の銀座ブロッサム中央会館さん、二本松市の安達文化ホールさんで、それぞれ上演されました。光太郎役は横内正氏、智恵子役が一色采子さんでした。
12月5日(日)
地上波フジテレビさんで「正しく学んで福招き!おてらツアーズ」の放映があり、信州善光寺さんの光雲とその高弟米原雲海による仁王像が取り上げられました。

12月17日(金)
あすなろ書房さんから、宮川健郎氏編『日本の文学者36人の肖像(上)』が刊行されました。当方、未入手でして、手に入り次第改めてご紹介します。
12月19日(日)
名古屋市の電気文化会館さんで「日本歌曲コンサート~朝岡真木子の歌曲を中心として~」公演があり、朝岡真木子氏作曲「 ”智恵子抄”より レモン哀歌」が演奏されました。


来年はさらにそれが拡大し、コロナ禍前の水準まで復して欲しいと思う今日この頃です。
【折々のことば・光太郎】
晴れ、雲あり、涼、 栗落ちはじめる
蟄居生活を送っていた花巻郊外旧太田村の山小屋周辺、栗の木が多く自生しており、その実は貴重な食材となりました。