4件ほどご紹介します。

にほんごであそぼ「福島のわっぱめし」

NHK Eテレ 2021年3月2日(火) 06:35〜06:45 再放送 17:00〜17:10

日本語の豊かな表現に慣れ親しみ、楽しく遊びながら『日本語感覚』を身につける番組。言葉を覚え始めるお子さんから大人まで、あらゆる世代の方を対象に制作しています。今日は…文楽「あどけない話」高村光太郎、あいだのじいさん「わっぱめしのあいだ」、童謡「マーチング・マーチ」、ひこうき山陽のごとくごとく「さざえ堂」、歌舞伎/天地の見得〜応用編〜「さるかに合戦」、うた「日本全国むかし歩き」

【出演】美輪明宏,神田山陽(三代目),竹本織太夫,鶴澤清介,中村勘九郎,中村勘太郎,中村長三郎,おおたか静流,ラッキィ池田,中尾隆聖 ほか


平成31年(2019)にも「文楽「あどけない話」」がラインナップに入った回がありました。
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その際の映像を使い廻すのか、新作なのか、不明ですが……。

その他、「わっぱめし」やら「さざえ堂」やら、福島特集的な感じのようですね。

続いて、やはり福島。

福島をずっと見ているTV・選(74)「復興からその先へ〜川内村の夏〜」

NHK Eテレ 2021年2月28日(日) 00:30〜01:15

震災からわずか1年で、全村避難していた住民に「帰村宣言」を出した川内村。それから6年。村が1年で一番盛り上がるお盆の3日間に密着。2018年9月23日放送回。

帰還率が73%(震災前:3000人/2018年:2200人)と周りに比べて突出している川内村。しかし帰村者の9割が50才以上で、子どもはわずか。そんな村が一年で一番盛り上がるのがお盆。恒例行事の「盆野球」「盆ダンス」、「成人式」も開かれ、村出身の若者が数多く帰って来る。この夏、村に暮らす人、村外から通いで働く人、お盆だけ帰省する人、それぞれにとっての村の未来を見つめる。

【ゲスト】猪苗代湖ズメンバー/ミュージシャン…渡辺俊美,【司会】箭内道彦,【アナウンサー】合原明子,【語り】相沢舞


こちらは完全に再放送です。初回放映は平成30年(2018)でした。
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川内村では、当会の祖・草野心平を名誉村民にしてくださっており、心平の別荘・天山文庫が取り上げられています。
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川内村といえば、当方も親しくさせていただいております遠藤雄幸村長が、今夜(正確には明日未明)、TV出演なさいます。

朝まで生テレビ!

地上波テレビ朝日 2021年2月27日(土)  01:2504:25

東日本大震災・福島原発事故から10年。今、福島は?廃炉作業は?10年目にして明かされる事実、10年目に浮かび上がる課題は?…事故の教訓と課題を、当時事故処理にあたった政治家と福島の県民を交え討論。そして「2050脱炭素社会」への取り組みは?「原発推進派VS再生可能エネルギー推進派」の二局対立の現状をどう克服するのか。福島の教訓は生かされるのか。日本のエネルギー政策を徹底討論!

【司会】田原総一朗 【進行】村上祐子・斎藤康貴036

パネリスト
 柴山昌彦(自民党・衆議院議員、前文部科学大臣)
 菅直人(立憲民主党・衆議院議員、元内閣総理大臣)
 細野豪志(無所属・衆議院議員、元原発事故収束担当大臣)
 飯田哲也(NPO環境エネルギー政策研究所所長)
 遠藤雄幸(福島・川内村村長)
 木幡ますみ(福島・大熊町議会議員)
 澤田哲生(東京工業大学先導原子力研究所助教)
 竹内純子(国際環境経済研究所理事)
 三浦瑠麗(国際政治学者、政府『成長戦略会議』民間議員)
 吉野実(テレビ朝日報道局原発担当)

やはり3.11で大きな被害を受けた宮城県女川町、光太郎ゆかりの町を舞台にしたドラマも放映されます。

宮城発地域ドラマ ペペロンチーノ

NHK BSプレミアム 2021年3月6日(土) 22:30~23:30

あの日から10年。人生はシンプルで難しい。

イタリアンレストランを津波で失い、失意のなかアルコールに溺れたオーナーシェフの小野寺潔(草彅剛)。その後、潔は新しく店を建て直し、震災から10年の3月11日に友人を招きある宴席を企画する。潔は突然の招待に戸惑う友⼈たちに、その意図を語り始めるー。そして、宴会が進むなか、発災から10年間のそれぞれの秘めた物語が浮かび上がってくる・・・。苦難があっても前向きに人生を送れるかもしれない。そんな思いになれる極上の群像劇。

出演 草彅剛 吉田羊 國村隼 矢田亜希子 富田望生 一色洋平 齊藤夢愛 蒼波純 古川凜 他

作 一色伸幸  音楽 世武裕子  制作 NHK仙台放送局

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予告動画を見て驚きました。昨年は新型コロナの影響で女川光太郎祭が中止となり、女川には一昨年夏以来行っておりません。どうもその間に、女川駅裏に高層住宅が何棟か建ったようで、だいぶ風景が変わっているようです。

町の復興は進めど、人の心はなかなかそうもいかない、というわけで、平成31年(2019)に、やはり女川を舞台に制作されたドラマ「女川いのちの坂道」も、そうした内容になっていました。今回の草彅剛さん演じる主人公も、だいぶダメダメ男として描かれる部分があるようです。それも、むべなるかな、ですが……。

それぞれ、ぜひご覧下さい。

【折々のことば・光太郎】

午后勝治さん自転車で村役場にゆかれ、戦災者としての余への配給もの、アルマイト鍋一個フライパン一個うけとり来らる。


昭和21年(1946)10月11日の日記より 光太郎64歳

「アルマイト」。「懐かしい、いやぁ、死語だなぁ」と思ったら、さにあらず、まだまだ現役でいろいろ販売されているようです。