光太郎がらみのコンサート情報です

加耒徹バリトンリサイタル2019 〜歌道Ⅱ〜東京公演

期 日 : 2019年11月7日(木)
会 場 : 豊洲シビックセンターホール 東京都江東区豊洲2-2-18
時 間 : 19:00開演
料 金 : 一般前売:4,000円、学生:3,000円
出 演 : 加耒徹 (バリトン)、松岡あさひ (ピアノ)

プログラム
《ヘンデルのオペラアリア》
 歌劇『リナルド』より "Sibillar gli angui d'Aletto"
 歌劇『アグリッピーナ』より "Pur ritorno a rimirarvi"
 歌劇『ロタリオ』より "Se il mar promette calma"

《日本歌曲》
 宮本益光:平和へのソネット  伊藤康英:いんへるの  加藤昌則:レモン哀歌
 松岡あさひ:(新曲)  信長貴富:貴種流離譚

R.シューマン  歌曲集『詩人の恋』全曲
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バリトン歌手の加耒徹(かく・とおる)さん。9月にめぐろパーシモンホールさんで開催された「4人のバリトンコンサート ハンサムなメロディー」というコンサートで、平成20年(2008)に加藤昌則氏という方が作曲された「レモン哀歌」を演奏なさいました。その同じ「レモン哀歌」がプログラムに入っています。

で、上記フライヤー画像にもある通り、福岡公演がすでに開催されていました(福岡は加耒さんの故郷のようです)。言い訳させていただけるなら、台風15号による千葉大停電の影響で、情報収集ができなかった時期がありましたので……。

で、来週、東京公演だそうです。ご都合の付く方、ぜひどうぞ。


【折々のことば・光太郎】
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圓いものを、ただ圓く、薄いものを、ただ薄く作るのは彫刻ではありません。

散文「彫刻実習(塑像・木彫)」より 
昭和9年(1934) 光太郎52歳

自作の木彫「桃」(昭和2年=1927)の解説文の末尾です。掲載された雑誌『綜合美術研究』では、右の画像が添えられていました。

「圓いものを」云々は、この「桃」などのごつごつとした粗い削り方について、「薄いものを」云々は何点か現存が確認されているやはり木彫の「蝉」の羽を意識しての言でしょう。光太郎の木彫が「本物そっくり」という単なる写実を超えた抽象化の域に入っていることを表しています。