昨日に続き、岩手県花巻市、花巻高村光太郎記念館さんにほどちかい場所にオーピンした「道の駅「はなまき西南」賢治と光太郎の郷(さと)」についてです。

岩手めんこいテレビさんのローカルニュースでは、賢治・光太郎コーナーについても触れて下さいました。 

新しい道の駅に地元で人気の焼き肉店 花巻市にオープン

岩手県内では34駅目となる新しい道の駅が花巻市に8月7日オープンした。地元で30年以上愛されている焼き肉店が、この施設の中に移転し、おいしいホルモンを楽しめる。
7日オープンしたのは花巻南インターチェンジから車で約7分ほどの所に出来た道の駅「はなまき西南」。愛称は「賢治と光太郎の郷」。休憩所には花巻市にゆかりのある宮沢賢治と高村光太郎の資料が展示されている。
道の駅には3つのテナントが入っていて、産直ではその日地元でとれたばかりの新鮮な野菜が並んでいる。
買い物に来ていた女性
「うれしいですよ。地元の物も出るし盛り上げていきたい」
なかでも30年以上前から地元で愛されている焼き肉食堂「味楽苑」は移転オープンし、人気メニューの「ささまホルモン」が注目を集めている。
報告:森尾 絵美里 アナ
「ホルモン大好きなんです。いただきます。噛めば噛むほどあぶらがしっかり出てきます」
他にも近隣の高齢者へお弁当の配達をするなど「地域を支える拠点」としての役割を担っている。
産直は9時から。味楽苑は11時からオープンし、年中無休で営業する予定だという。

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他の報道は賢治・光太郎コーナーには触れられませんでしたが、一応。

岩手朝日テレビさん。 

道の駅はなまき西南 開所式

花巻市に新しい道の駅がオープンしました。
施設には県内の道の駅としては初出店となるある店舗も!花巻市轟木の県道13号沿いにオープンしたのは、道の駅「はなまき西南」です。
店が少ないこの地域の活性化につなげたいという住民の要望により整備されました。
産直には開店と同時に多くの人が訪れ地元でとれたおよそ30種類の新鮮野菜が並びます。
また、オープンを記念して、一般的に流通していないワインの搾カスをブレンドした特別なエサで育った花巻産の黒毛和牛が販売されているほか、先着でもちのお振る舞いもありました。
弁当やお惣菜を販売するこちらの店では、地域の高齢者世帯に弁当を配達するとともに、声かけや見守りをする活動にも取り組むということです。
市内の店舗で30年あまりに渡り営業してきた味楽苑が道の駅に移転しました。
県内34の道の駅で焼肉店の出店は初めてで、訪れた人たちは店自慢のホルモンをさっそく味わっていました。
地元の期待に応えオープンした道の駅「はなまき西南」。地域のにぎわいの拠点となることが期待されます。

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さらに地方紙。

『岩手日日』さん。 

地域支える拠点に 道の駅「はなまき西南開業」

014 県内34ヶ所、花巻市内4カ所目となる道の駅「はなまき西南」は7日、同市轟木にオープンし、開所式が行われた。休憩所や産直、焼き肉レストランなどを備える地域特性を生かした駅で、式後は多くの買い物客らが待望のオープンを喜び合った。
 式には上田東一市長や国交省岩手河川国道事務所の平井康幸所長、地元選出県議、地権者ら約30人が出席。上田市長が「地域の特性を生かした個性豊かな玄関口として、地域活性化に大きな効果をもたらすと期待している。地域を支える拠点として末永く愛され、利用されることを願う」と式辞を寄せた。
 神事に続いてテープカット、くす玉開きを行い営業開始。長い行列をつくった市民らが次々に入店し、産直「すぎの樹」で買い物などを楽しんでいた。レジ先着200人には記念の紅白餅が手渡され、店内に笑顔が広がっていた。
 主要地方道森岡和賀線笹間バイパス利用者の利便性向上、地域特性を生かしたにぎわいの場創出を狙った整備内容は来店者にも大好評。仕事で同道を走行する機会が多いという北上市常盤台の自営業八重樫實さん(75)は「今までの産直(すぎの樹)も利用していたが、こちらの道路沿いにある方が利用しやすい。車を運転する者にとっては休憩も出来て便利。近くに食堂がない場所なので(焼き肉などを提供する)レストランが入ったのもいい」と歓迎していた。
 道路管理者の県と花巻市による一体型整備で、敷地面積は8,219平方メートル。建物は鉄骨平屋建ての床面積951.60平方メートルで敷地内に大型12台、小型36台、身障者用1台、二輪4台の駐車場を備える。管理運営は西南地域住民や市、JAいわて花巻などが出資する「はなまき西南」で、駅長を務める同社の安藤功一さん(62)は「地元の小中学生らとも連携を深め、地域の人たちが気軽に立ち寄れる施設にしていきたい。全国から訪れる観光客の案内も上手にできるようにしなければ」と気を引き締めていた。
 道路利用者の休憩や買い物などの利便性向上のほか、弁当宅配サービスなどで地域の高齢者見守り機能を果たすのも特徴的。加工施設には地域の女性でつくる加工グループ「ミレットキッチン花(フラワー)」が入り、地元農産物を使った弁当や総菜などを販売する。

『岩手日報』さん。 

道の駅オープン 産直や焼き肉店が入居

024 花巻市轟木の道の駅はなまき西南(安藤功一駅長)は7日、オープンした。県道盛岡和賀線沿いで交通アクセスが良く、初日から多くの人でにぎわった。産直や焼き肉店などが入居し、地域振興の拠点として役割が期待される。
 花巻農協直営の産直「すぎの樹」は、レタスやキャベツ、ズッキーニなどの野菜を通常30~40品目販売する。
 焼き肉店の味楽苑(鈴木貫(とおる)店長)では多くの家族連れらがテーブルを囲み、名物の「笹間ホルモン」を焼いたり、冷麺などを味わった。


当方自宅兼事務所のある千葉県香取市近隣、道の駅は3カ所あります。どこも他にはない特色を打ち出し、それなりに繁昌しています。

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しかし、少し離れたところにある道の駅の中には、閑散としているところも。そういうところは立地条件も確かに良くないのかもしれませんが、やはりあまり特徴らしい特徴が見えず、魅力に乏しいように思われます。

「道の駅「はなまき西南」賢治と光太郎の郷」、そうならないようになってほしいものです。


【折々のことば・光太郎】

詩とは気である 気の実である 短句揮毫 昭和16年(1941) 光太郎59歳

光太郎は「詩魂」という言葉も好んで使いました。その人間の根幹をなすものがそれで、そこから外部に出てくるものが詩なり造形芸術なりの、その人にとっての「実」なのだというわけですね。