まず、キーワード検索「智恵子」でヒットした、智恵子の故郷、福島二本松の道の駅「安達」智恵子の里さん関連の報道を2件。ともに『福島民友』さんの記事です。 

【二本松】幽玄な光「瓢箪ランプ」 道の駅で高野さん作品展

 ひょうたん工房002「孝瓢(こうひょう)」を開く福島市飯野町の高野孝夫さんは15日まで、二本松市の道の駅「安達」智恵子の里上り線内にある市和紙伝承館で作品展を開いている。

 ヒョウタンに穴を開けて内側から発光ダイオード(LED)電球などをともすことできれいな模様を浮かび上がらせる「瓢箪ランプ」をはじめ、縁起物のひょうたん飾りなどを数多く展示。販売も行っている。時間は午前9時~午後5時。問い合わせは同館(電話0243・61・3200)へ。
(2020/6/8) 

温泉×地酒「フェイスパック」発売 二本松ブランド確立へ

 観光資源を生かした二本松市の経001済振興、交流人口の拡大などを進める「にほんまつDMO」は、市内観光の代表的素材の温泉と地酒を組み合わせた新商品「岳温泉×日本酒フェイスパック『肌とうじ』」を発売した。
 同市のブランド確立を目指す取り組みの一環。市内には「美肌の湯」として人気のある岳温泉、地酒も江戸、明治時代から続く奥の松酒造、大七酒造、檜物屋酒造店、人気酒造の4蔵元がある。これらを合作することで相乗効果を生み出し、同市の代名詞となる土産物にしようと企画開発した。
 新商品は、いずれも保湿効果が高いとされる岳温泉の天然湧泉と、4酒蔵の純米酒を配合。パックを顔に当てると各蔵元の特徴ある香りが漂うという。商品名の「肌とうじ」は「湯治」と「杜氏(とうじ)」に由来する。
 価格は1枚350円。各蔵元の4枚セットは1箱1280円。各蔵元をはじめ、岳温泉観光協会、二本松駅観光案内所、道の駅「安達」智恵子の里などで取り扱っている。問い合わせはにほんまつDMO(電話0243.22.0785)へ。
(2020/6/9)


続いて、美容研究家の佐伯チズさんの訃報。『日刊スポーツ』さんから。 

佐伯チズさん逝く「あきらめません」涙の闘病宣言も

テレビなどでも活躍した美容家の佐伯000チズ(さえき・ちず)さんが5日午後4時59分、筋萎縮性側索硬化症(ALS)のため東京都内の自宅で死去した。76歳。葬儀・告別式は親族で行った。喪主は長男佳之(よしゆき)氏。
佐伯さんは今年3月、公式サイトや動画を通じ、ALSを公表した。昨年秋から右足に違和感があり、同年末には思うように動かせなくなったという。動画では「私はまだまだ負けない。決してあきらめません。頑張ります」と、時折涙を見せ話していた。
個人事務所関係者によると、佐伯さんの希望で自宅療養を続けていたという。最近まで取材を受けたり、7月に発売する著書「夢は薬 諦めは毒~あなたに寄り添う33の言葉」の打ち合わせをするなどして過ごしていた。最期は佳之さんをはじめ、近しい人たちで見送ったという。お別れの会については、新型コロナウイルス感染拡大が収まってから開催を検討するとした。
滋賀県生まれ。フランスの化粧品メーカーを定年退職後、エステサロンを開業。03年に発表した著書「佐伯チズの頼るな化粧品! 顔を洗うのをおやめなさい!」がベストセラーに。エステティシャンとして活動しながら、講演やメディアで活躍した。
◆筋萎縮性側索硬化症(ALS) 手足、のど、舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がやせて力がなくなっていく国指定の難病。運動をつかさどる神経が障害を受け、脳からの「手足を動かせ」という命令が伝わらなくなる。大リーグで2130試合連続出場のルー・ゲーリッグ内野手(ヤンキース)が患ったことから「ルー・ゲーリッグ病」とも言われる。宇宙物理学者スティーブン・ホーキング博士や「クイズダービー」で知られる篠沢秀夫名誉教授らも闘病。米では14年にALS支援運動、アイス・バケツ・チャレンジが広まった。

佐伯さん、平成28年(2016)8月、BS日テレさんで放映された「イチオシ!2泊3日の旅 青森・奥入瀬~八甲田…水と緑の絶景!」に、フリーアナウンサーの南美希子さんと共にご出演。お二人で、光太郎最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」の前で、お約束のポーズをなさって下さいました。

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謹んでご冥福をお祈り申し上げます。


【折々のことば・光太郎】

すこし細かく自然をみていますと、同じ日は決してありません。面白いことです。
座談会筆録「南沢座談抄」より 昭和27年(1952) 光太郎70歳

よく「一期一会」と申しますが、光太郎の場合、農作業に従事していた経験から、このように感じていたようです。