テレビ放映情報です。 

にっぽん百名山 安達太良山

チャンネル銀河(CS 305) 2020年6月7日(日) 午前10:00~10:30

山を知り尽くしたガイドに導かれ、主観映像で山登りを“疑似体験”していく紀行番組/福島の安達太良山で、荒々しい火山と、みちのくの穏やかな自然を体感する/2015年

福島の安達太良山(1700m)、荒々しい火山と、みちのくの穏やかな自然を体感する山旅。登山口の野地温泉からブナなど広葉樹の紅葉に彩られた登山道を抜け、森林限界の低い偽高山帯と呼ばれる見晴らしの良いりょう線へ。最高峰の箕輪山(1728m)を経て、温泉のある山小屋で一泊、翌朝、乳首山とも呼ばれる安達太良山の山頂をめざす。智恵子抄のエピソードや登山家の田部井淳子氏の誕生秘話も紹介する。


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このブログでは、基本的にCS放送の番組はほとんどご紹介してきませんでしたが、CSの場合、各月第一日曜日に、番組によって無料放送が組まれており、これは無料枠での放映です。受信には衛星用アンテナは必要ですが。ちなみに7月9日(木)にも「安達太良山」の回が再放送されますが、そちらは有料枠です。

元々はNHK BSプレミアムさんで平成27年(2015)に初回放映があり、その後何度か再放送されてきたものです。登山系の番組ですので、山岳ガイドの方の案内でトレッキングルートを紹介するのがメインコンセプトですが、「智恵子抄」ゆかりの山ということで、途中約2分間、光太郎智恵子がらみの内容となっています。二本松の智恵子の生家等も取りあげられます。

ご覧になったことのない方、ぜひどうぞ。


【折々のことば・光太郎】

書というのは、いきばって書けば、いきばった書がかける。自然な気持で書けば、自然な書がかける。見ればわかるものです。ともかくその人間以上のものは出るはずがないんだから。

談話筆記「高村光太郎聞き書き」より 昭和31年(1956) 光太郎74歳

聞き手は当会顧問であらせられた、故・北川太一先生。前年から断続的に、最後は光太郎の亡くなる1ヶ月前まで聞き書きが行われました。

同じ聞き書きの少し前の部分では「書はやっぱり最後の芸術だな」とも発言しています。