朗読系イベント情報です

月の映像詩と朗読の夕べ つきおもふこころ

期 日 : 2019年10月26日(土)
時 間 : 19:00~
会 場 : 3丁目カフェ 神奈川県横浜市青葉区美しが丘1丁目10−1
料 金 : 3,500円 ワンドリンク付き

月を撮り続けているカメラマン河戸浩一郎による作品(月の映像詩)の上映会。
今回は、短編作品を数本と月への想いをより深くさせてくれる文章の朗読を交えた映像作品を上演します。
戦時中に書かれたあるお手紙と高村光太郎の詩集「智恵子抄」を題材にした朗読作品。
みのもかおりさんの朗読と合わせて、月の映像を味わっていただきたいと思います。
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映像作家の河戸浩一郎氏。今年6月にも「月の映像詩上映会 ツキミチルノコトvol.8」で、「智恵子抄」を取り上げて下さっています。

その際、朗読なさった方が「蓑毛かおり」さんとなっていましたが、今回告知されている「みのもかおり」さんと同一人物でしょう。

御都合の付く方、ぜひどうぞ。

このブログで同じ趣旨のことを繰り返し書いていますが、光太郎詩、意外と朗読に向いています。もっともっと多くの方に取り上げていただきたいものです。


【折々のことば・光太郎】

ところが、人間が一度美しいと見たもの、これだけは永遠に「美」なのです。歴史というものは、権威に対する人間の奉仕を記録したものですから、絶えず変化していますが、その中にあつて、どんなに時代が変つても、美しいものは美しいものとして変ることがないのです。

講演会筆録「芸術と農業」より 昭和27年(1952) 光太郎70歳

河戸氏が取り上げられている月の美しさもそうなのでしょうし、当方など、光太郎の芸術世界(造型/文筆)などもそうだと思えます。