台風19号の影響が心配なのですが……。

まず、仙台からコンサート情報。

第19回 華 日本の詩歌の会

期 日 : 2019年10月13日(日)
会 場 : 
宮城野区文化センターパトナホール(コンサートホール)
      仙台市宮城野区五輪2-12-70
時 間 : 14:00開演
料 金 : 2,000円 全席自由

出 演 : 
 ソプラノ 相澤裕子 岩瀬ゆう子 北村裕子
 メゾソプラノ 佐藤明子 佐藤園子 関本愛
 バリトン 原田博之
 ピアノ 海鋒美由紀 古賀望子 松山裕美子 吉川真理

曲 目 : 夢みたものは さくら伝説 青い星 「智恵子抄」よりレモン哀歌
      くちなしのはな みぞれに寄する愛の詩  
      三好達治の詩による四つの歌  他 

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「「智恵子抄」よりレモン哀歌」がプログラムに入っています。どなたの作曲のものなのか、不明なのですが……。

続いて、女川町。

第30回 1000年後の命を守る女川の子どもたちを伝える会

期 日 : 2019年10月13日(日)
会 場 : JR石巻線 女川駅周辺

時 間 : 10:00~11:30
料 金 : 無料


主な日程 :
 集合(女川駅前) 開会/日程説明 これまでの活動の紹介 石碑見学 閉会

参加費なし、誰でもご参加いただけます。女川いのちの石碑や、その活動にご興味のあるかたぜひご参加ください。
主催:いのちの石碑を作る女川の子どもたちを支える会・女川1000年後の命を守る会e115c91b
このブログでたびたびご紹介してきました、かつて女川町に建っていた高村光太郎文学碑の精神を受け継ぎ、女川町内各所に、かつて女川一中の生徒だった若者たちにより、「100円募金」で建てられ続けている「いのちの石碑」。東日本大震災の津波到達地点より高い場所に設置され、避難の際のランドマークとして活用される想定になっています。


気がつけばこのブログでのご紹介も40件近くとなりましたので、新たに「いのちの石碑」というカテゴリを作りました。ライブドアさんのブログに移転しましたところ、カテゴリの編集が容易になったもので。下の方にスクロールしていただくと、カテゴリ別にリンクが貼ってあります。ご覧下さい。


それにしても、台風19号、気になります。それぞれ無事に開催できるといいのですが……。


【折々のことば・光太郎】

詩歌はうたひ棄てるがいゝ。彫刻絵画は作つたら投げ出してしまふがいい。作品が生きると生きないとは作品自体の持つ生活力による事で人の力によるのではない。その分らない芸術品が幾星霜を経てゐるうちに人間の心に浸透してゆく趣は霊妙不思議だ。

散文「芸術品」より 大正13年(1924) 光太郎42歳


「生活力」=「生命感」ということでしょうか。それがあるものは残るし、ないものは滅びるし、それは歴史の審判に待つしかない、と、まぁ、作った当人としてはそうなのでしょうが、次の世代の者としては、こういう素晴らしい芸術があるんだ、と語り継いでいかねばなりません。そういう意味では「人の力」も必要です。