朗読系のイベントを二つ、ご紹介します。 

大人がたのしむお話会

期    日 : 2019年2月9日(土)
会    場 : 杉並区立方南図書館 杉並区方南1-51-2
時    間 : 14:00~
料    金 : 無料
出    演 : おはなし会ボランティアのみなさん
演    目 : <絵本>おおはくちょうのそら(手島圭三郎)
           < 詩  >私たちの星(谷川俊太郎)
         <語り>幻のスパイス売り(アリソン・アトリー)
         < 詩  >祝婚歌・生命は(吉野弘)
         <絵本>つみきのいえ(加藤久仁生・平田研也)
        <朗読>智恵子抄(高村光太郎)

イメージ 3

三彩の会朗読ライブ 高村光太郎著 「智恵子抄」

期    日 : 2019年2月10日(日)
会    場 :  淡路町カフェ·カプチェットロッソ 
千代田区神田淡路町2-1クオリア御茶ノ水1F
時    間 : 13:00~ / 16:00~
料    金 : 2,000円 (ワンドリンク付き)
出    演 : 酒井敬幸(81プロデュース)・秋吉徹 (81プロデュース)
                              水野貴雄  (プロダクション・エース)

 ~詩人・彫刻家高村光太郎が愛妻智恵子夫人 を偲んでうたった詩集「智恵子抄」~ 激動の昭和を生きた亡き光太郎の想いを、平成最後の世に酒井 敬幸をゲストに迎え、三彩の会が皆様にお届けします 興味のある方もない方も是非見に来てください!

イメージ 4

以前にも書きましたが、光太郎の詩作品は、そうだと思われていない部分も多いのですが、意外と朗読に向いています。歯切れのよいフレーズ感、わざとらしくなく散りばめられた韻、そして内容。

ぜひぜひ多くの方々に取り上げていただきたいものですし、聴いていただきたいものです。


【折々のことば・光太郎】

軍港の候補地だといふ女川湾の平和な、澄んだ海を飛びかふ海猫の軍団が、網をふせた漁場のまはりにたかり、あの甘つたれた猫そつくりの声で鳴きかはしてゐる風景は珍鳥に値する。

散文「三陸廻り 七 気仙沼」より 昭和6年(1931) 光太郎49歳

気仙沼の皆さんには申し訳ありませんが、光太郎、気仙沼の街の様子は東京の真似のようだとがっかりしていますので、気仙沼の部分ではなく女川港を出航し、気仙沼へ向かうという場面です。

確かに女川港ではウミネコをよく眼にします。東日本大震災で壊滅し、復興なったJR石巻線女川駅も、ウミネコが羽ばたく姿をモチーフとしています。

イメージ 1 イメージ 2