「智恵子抄」収録のものを中心とした光太郎詩に自作の曲を付けて歌われている、シャンソン系歌手のモンデンモモさん。

このところ、出雲地方を活動拠点となさり、さらにウィーンに行かれたりと、「智恵子抄」系の活動がほぼご無沙汰でしたが、一昨日、ハガキが届きました。

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智恵子の故郷、二本松で「智恵子抄」系のコンサートだそうです。

「2018年11月4日(土)」となっていますが、4日は日曜日ですね。まさか11月3日(土)の間違いでは、と思い、電話してみましたがつながりませんでした。

追記 電話、つながりました。やはり11月4日(日)の誤りだそうです。

会場は智恵子生家/智恵子記念館近くの鐵扇屋さん。築140年という蔵があり、モモさん、平成27年(2015)にもこちらでコンサートを開催なさいました。

最近、モモさんと組んでよくお仕事をなさっている、舞踊家の増田真也さんという方とのコラボとのこと。投げ銭制で、入場は無料だそうです。

急な話で、当方も伺えませんが、取り急ぎご紹介しておきます。


【折々のことば・光太郎】

自然はその背後の悠久なもの、その背後の律法を語らずして人に悟らせる。

散文「廣瀬操吉詩集「雲雀」序 ――廣瀬君をおもふ――」より
大正15年(1926) 光太郎44歳

廣瀬操吉は、光太郎より12歳年少の、兵庫県出身の詩人。現代ではほぼ忘れられた詩人ですが、光太郎はその詩を絶賛していました。