昨日開幕しました。

明治維新150年 NHK大河ドラマ特別展「西郷(せご)どん」

期    日  : 2018年7月28日(土)~9月17日(月・祝
会    場 : 大阪歴史博物館 大阪市中央区大手前4丁目1-32 
時    間 : 9時30分~17時
料    金 : 大人1,300円(1,170円) 高校生・大学生900円(810円)
         ※( )内は20名以上の団体割引料金
休 館 日 : 火曜日 ただし8月14日(火)は開館

大阪歴史博物館では、平成30年7月28日(土)から9月17日(月・祝)まで、6階特別展示室において、明治維新150年 NHK大河ドラマ特別展「西郷どん」を開催します。
明治維新から150年、平成30年(2018年)のNHK大河ドラマは「西郷(せご)どん」です。
明治維新のヒーロー・西郷隆盛には、肖像写真が一枚も残っておらず、その生涯は謎に満ちています。薩摩(鹿児島県)の下級藩士の家に生まれた西郷隆盛(小吉、吉之助)は、両親を早くに亡くし、家計を補うため役人の補佐として働きます。やがて薩摩藩主の島津斉彬(なりあきら)に目を留められた西郷は、斉彬の密命を担い江戸へ京へと奔走し、薩摩のキーパーソンとなっていきます。多感な青年期を経て、3度の結婚、2度の島流し。極貧の下級武士に過ぎなかった素朴な男は、勝海舟、坂本龍馬ら盟友と出会い、揺るぎなき「革命家」へと覚醒し、徳川幕府を転覆させます。類まれな「勇気と実行力」で明治維新を成し遂げた西郷ですが、最後は明治新政府と闘い、命を散らすことになります。
この展覧会では、NHK大河ドラマ「西郷どん」と連動し、西郷隆盛ゆかりの品や、同時代の歴史資料などを紹介、西郷の人間像と彼が生きた時代を浮き彫りにします。

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出品目録によれば、東京芸術大学さんで開催されていた東京展で出品された、光太郎の父・高村光雲が主任として制作に当たった西郷隆盛銅像の、顔がない「のっぺらぼう」写真は残念ながら展示されないようですが、他の西郷隆盛銅像に関する資料が出品されています。

ぜひ足をお運び下さい。


【折々のことば・光太郎】

詩は無限なものだから何処からでも生れる。花園の花からでも、造花屋の花からでも、瓢箪からでも、吐月峰からでも。詩の言葉は原稿用紙の罫の間からも生れるだらう。典謨訓誥からも生れるだらう。街路に落ちてゐる生きた言葉からは確に生れる。感ずる心がなければ言葉は符牒に過ぎない。路傍の瓦礫の中から黄金をひろひ出すといふよりも、むしろ瓦礫そのものが黄金の仮装であつた事を見破る者は詩人である。

散文「生きた言葉」より 昭和4年(1929) 光太郎47歳

いわゆる美辞麗句を好まなかった光太郎らしい言です。