NHK文化センターさんによるカルチャースクールの情報です。 

佛像彫刻入門

期 日 : 2018年4月7日(土) ・ 4月21日(土) ・ 5月19日(土) ・ 6月2日(土) ・ 6月16日(土)
       ・ 6月30日(土)

会 場 : NHKカルチャー横浜ランドマーク教室
       横浜市西区みなとみらい2-2-1ランドマ-クプラザ5F
時 間 : 13:00~17:00
料 金 : 40,435円
講 師 : 高村晴雲氏

彫刻刀の扱い方から、地紋彫り、線彫りの天人像、立体佛へと進みます。各人の進度にあわせてじっくりと指導していきます。

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講師の高村晴雲氏は、三代目晴雲。光太郎の父、高村光雲の師である高村東雲の末裔にあたられる方です。したがって、江戸から続く高村一派の木彫の正統な系譜を嗣いでいます。ご自宅は鎌倉です。

NHKカルチャーさんの会員限定の講座のようですが、ご紹介しておきます。


【折々のことば・光太郎】

私はやつぱり歩んで行かう。何処へ、何処へ。何処へと問ふのは間違つてゐる。歩む事を歩むのだ。

散文「西洋画所見」より 大正元年(1912) 光太郎30歳

やはり文部省美術展覧会(文展)の評で、『読売新聞』に掲載されました。

『高村光太郎全集』には、11月1日から16日にかけての11回分が掲載されていますが、最終回に当たる第12回(17日掲載)が脱落しており、今回引用したのはその第12回の一節です。

文展等のアカデミズムには与しないという主義主張を再確認する一文です。