早いもので、12月も後半に入り、今年も残すところあと2週間となりました。そろそろ年賀状にかからねばなりません。

来年の干支は戌(いぬ)。というわけで、犬をモチーフとした縁起物の置物をご紹介します。 

純金製置物 「陽光」 <高村光雲原型作>

発売元 GINZA TANAKA(田中貴金属)

慶びと飛躍をテーマに、陽の光を浴びて遊ぶ犬の姿を活き活きと表現。日本の近代彫刻の礎を築いた高村光雲の逸品。

材質 ゴールド         素材 K24          サイズ 約150g、本体高さ約10.5×幅約12×奥行約6cm
※ガラスケース(高さ約20×幅約23×奥行約15cm)・桐箱付

現在の価格 2,031,960円(税込)  販売レート G410
※「Gマーク」の商品は貴金属相場により価格が毎日変動します。
  相場が大きく変動する場合もございますので、予めご了承ください。
※販売レート商品の相場変動による注文のし直し、返品等はお受けしておりません。

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光太郎の父、光雲が、もともと木彫で作った狆(ちん)を原型としているようです。下記は別の作例ですが。画像は光太郎令甥にして写真家だった故・髙村規氏の撮影になるものです。
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発売元のGINZA TANAKA(田中貴金属)さんでは、昨年の干支、やはり光雲原型の純金製申の置物も販売なさっていました。今年の酉年の縁起もの的な光雲原型作品はラインナップになかったようです。復活してよかったと思いました。

お金に余裕のある方、ぜひお買い求め下さい(笑)。


【折々のことば・光太郎】

真の要求の無い処には何者も育ちません。此の意味で私は日本将来の芸術の為め皆さんの芸術的慾望の強い上にも強く、高い上にも高く、自由な上にも自由である事を望んでゐます。

散文「展覧会の作品批評を求められて」より
 
大正8年(1919) 光太郎37歳

光太郎のこうしたスタンスは、終生変わることはありませんでした。