先般、智恵子の故郷・二本松に行った際にチラシをゲットしてきました。

秋の星空講座 月を見上げて in ほんとの空

期 日 : 2017年11月3日(金・祝)
会 場 : 二本松市市民交流センター 福島県二本松市本町二丁目3番地1
時 間 : 18:00-19:00
講 師 : 星空案内人 東前智恵
条 件 : 小学生以上 定員20組 小中学生は保護者同伴
参加費 : 無料
持ち物 : 懐中電灯 防寒着 5円玉 
申 込 : 二本松市市民交流センター窓口 FAX 0243-24-1216


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皆さん秋の月を眺めたことはありますか?
実は日本には十五夜と十三夜の両方の月を眺める独自の月見文化があるほど、秋に月を眺めることが好まれていました。
そこで、これから更に月見を楽しむために月を詳しく知り、「ほんとの空」に輝く月をいろんな道具を使って眺める月見体験に挑戦してみましょう。

内容 : 月の文化・伝説、月の構造紹介  月見体験(伝統的な方法&望遠鏡)


というわけで、月の観察会だそうです。「ほんとの空」の語を入れられてしまったら、このブログでご紹介するしかありません(笑)。

今月5日の智恵子忌日「レモンの日」に開催された「智恵子・レモン忌 あいのうた」の晩が十六夜(いざよい)でした。来月1日が旧暦9月13日(十三夜)、観察会当日の3日が満月です。持ち物に「5円玉」とありますが、満月と5円玉の関係、ご存じの方はご存じですね。

講師の東前さんという方、郡山市ふれあい科学館さんにお務めのようです。同館では「 “ほんとの空” のある、ふくしまの星・月の風景をあなたの感性で捉えてください」とのコピーで、「ふくしま星・月の風景フォトコンテスト」を主催なさっていて、第4回のあと、間があきましたが、第5回の募集も始まっています。〆切が近くなりましたらまたご紹介します。


【折々のことば・光太郎】

わたくしの猛獣性をさへ物ともしない この天の族なる一女性の不可思議力に 無頼のわたくしは初めて自己の位置を知つた。

連作詩「智恵子抄その後」中の「あの頃」より
 
昭和24年(1949) 光太郎67歳

その智恵子の葬儀があった昭和13年(1398)10月8日が、この年の十五夜だったそうです。何だか月に帰って行ったかぐや姫のようですね。