光太郎詩「あどけない話」の一節「ほんとの空」の語を冠したイベントです。福島大学うつくしまふくしま未来支援センターさんの主催で、光太郎詩「あどけない話」中の「ほんとの空」を冠したシンポジウムは、これまでに、、、、そして新潟でそれぞれ開催されています。
今回は福島県南相馬市小高区。昨年、原発事故による避難指示がようやく解除されたところです。光太郎生前の昭和30年(1925)に、光太郎詩「開拓十周年」が刻まれた碑が建立されています。
「ほんとの空が戻る日まで-東日本大震災から7年目を迎えた浜通り地方の今後を考える-」シンポジウム
日 時 : 2017年9月27日(水) 13:00~16:00会 場 : 小高生涯学習センター「浮舟文化会館」1階 ホール
福島県南相馬市小高区本町二丁目89-1
参加費 : 無料
共 催 : 南相馬市
後 援 : 復興庁福島復興局、福島県、NHK福島放送局、福島民報社、福島民友新聞社
後 援 : 復興庁福島復興局、福島県、NHK福島放送局、福島民報社、福島民友新聞社
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター(FURE)では、3.11東日本大震災以降、毎年、県内・県外においてシンポジウムを開催して、福島の現状・課題並びに復興・再生支援活動の取り組みを報告してきております。
このたび、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から6年6か月が経過する9月下旬にFURE県内シンポジウムを下記により開催して、浜通り地方の今後の復興・再生について、参加者といっしょに考えます。
このたび、東日本大震災・福島第一原子力発電所事故から6年6か月が経過する9月下旬にFURE県内シンポジウムを下記により開催して、浜通り地方の今後の復興・再生について、参加者といっしょに考えます。
【シンポジウム構成】
〈13:00~13:30〉挨 拶・センター活動紹介
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長 初澤 敏生
南相馬市長 桜井 勝延 氏
FURE 企画コーディネート部門特任教授・相双地域支援サテライト長 仲井 康通
〈13:30~14:00〉 基調講演
「イノベーションコースト構想と地域の活性化について」~新たな価値の創造を目指して~
〈13:00~13:30〉挨 拶・センター活動紹介
福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長 初澤 敏生
南相馬市長 桜井 勝延 氏
FURE 企画コーディネート部門特任教授・相双地域支援サテライト長 仲井 康通
〈13:30~14:00〉 基調講演
「イノベーションコースト構想と地域の活性化について」~新たな価値の創造を目指して~
福島大学理事・副学長 (研究・地域連携) 小沢 喜仁
〈14:15~16:00〉 パネルディスカッション
「ふくしま浜通り地方の今後の復興・再生について」
~今後の復興・再生について、参加者と共に考える~
モデレータ:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長
パネリスト
山本 秀和 氏 南相馬市立小高小学校校長
平田 廣昭 氏 小高商工会会長
黒木 洋子 氏 南相馬市社会福祉協議会事務局長
石井 秀樹 FURE 農・環境復興支援部門特任准教授
「ふくしま浜通り地方の今後の復興・再生について」
~今後の復興・再生について、参加者と共に考える~
モデレータ:福島大学うつくしまふくしま未来支援センター長
パネリスト
山本 秀和 氏 南相馬市立小高小学校校長
平田 廣昭 氏 小高商工会会長
黒木 洋子 氏 南相馬市社会福祉協議会事務局長
石井 秀樹 FURE 農・環境復興支援部門特任准教授
上記チラシでは申し込みが9/13までとなっていますが、延長されています。
もう1件、やはり「ほんとの空」の語が使われるのではないでしょうか。「智恵子抄」を含む朗読系イベントです。
ひだまりコンサートVol2 朗読と歌 ことばをつむいで伝える大切な思い
期 日 : 2017.9月24日(日)
会 場 : サンプラザ市原一階 I(あい)スペース
千葉県市原市五井中央西1丁目1番地25
時 間 : 13:30~
料 金 : 2,500円(全席自由)
文学作品の魅力や著者の思いを伝える 朗読と歌
「魔術」「トロッコ」「智恵子抄」
朗読 加賀佑冶/山川建夫
歌・ピアノ 藤本千波 童謡・唱歌メドレー
「魔術」「トロッコ」「智恵子抄」
朗読 加賀佑冶/山川建夫
歌・ピアノ 藤本千波 童謡・唱歌メドレー
加賀・山川 二人の朗読者が、「芥川龍之介」と「高村光太郎」の世界に挑戦します。二人によって同じ作家の作品がどのように語り分けられていくのか・・・そして、藤本の美しく柔らかい歌声。
【問い合わせ先】
090-7269-9500 ひだまり舎
090-7269-9500 ひだまり舎
それぞれお近くの方、ぜひどうぞ。
【折々のことば・光太郎】
つひに死は生活に飽和した。 死の脅威が人をやけくそに追ひ込み、 いつ来るか分らぬ運命の不安に 人は皆今日の刹那に一生をかけた。
連作詩「暗愚小伝」断片の「(死はいつでも)」より
昭和22年(1947) 光太郎65歳
昭和22年(1947) 光太郎65歳
連作詩「暗愚小伝」全20篇を構想する中で、結局は没になった一篇から。戦時中の世相を表しています。光太郎が大量の翼賛詩を書いた背景に、このように荒廃した同胞の人心を勇気づけよう、という意図がありました。しかし、「勇気づける」ことと「鼓舞して駆り立てる」ことは別のこと。光太郎自身も「やけくそ」になり、そのあたりを混乱していたようです。