智恵子の故郷、福島二本松からのイベント情報です。

好きです智恵子青空ウオーク

期   日 : 2017年5月5日(金・祝)
場   所 : 二本松市の智恵子純愛通り記念碑前(智恵子の生家近く)集合・出発。
時   間 : 10:00~
料   金 : 大人千円(記念館入館料、保険料、資料、ドリンク代込み)
         小・中学・高校生500円
問い合わせ : 智恵子のまち夢くらぶ(電)0243・23・6743

詩集「智恵子抄」で知られる高村智恵子ゆかりの地を歩く。各自昼食は持参。

智恵子の顕彰活動を行っている「智恵子のまち夢くらぶ」さん主催のイベントです。風薫る五月、「ほんとの空」の下、歩くのもいいものでしょう。

5/7(日)までは、智恵子の生家2階特別公開も行っています。そちらの見学も入っているようです。

高村智恵子 生誕祭 上川崎和紙で作ろう切り絵体験

期   日 : 2017年5月13日(土)~28日(日)の土曜日、日曜日
場   所 : 二本松市智恵子の生家「奥座敷」  福島県二本松市油井字漆原町36
時   間 : 9:00~16:00(生家・記念館の開館時間内) ※所要時間は10分程度
料   金 : 無料 (入館料に込み)
内   容 : 智恵子の紙絵をモチーフとした切り絵、上川崎和紙を使用したハガキ・
        しおりの制作
問い合わせ : 智恵子記念館 ☎0243(22)6151  文化課文化振興係0243(55)5154

智恵子が生まれ育ち、愛した生家。中庭の庭園を眺めながら、切り絵(紙絵)体験ができます。智恵子の世界を身近に感じてみませんか。1日分の材料には限りがありますので、無くなり次第終了。

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二本松市としての取り組みで、智恵子の生家2階特別公開、5月30日(火)までの智恵子記念館で智恵子の紙絵の実物公開、そのあたりをひっくるめて「高村智恵子生誕祭」と位置づけているようです。

昨年からこのような形で行われるようになり、昨年は生家の座敷を会場に地元の愛好家の皆さんによる箏曲の演奏などが行われました。今年は一般の来場者の方々に座敷を開放し、地元特産の上川崎和紙を使った紙絵の制作体験だそうです。

建物もただ見せるだけでなく、こうした活用方法がとられることで、より身近に感じられますし、生活臭、使用感が入ることも大事なのではないかと思われます。

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ぜひ足をお運びください。


【折々のことば・光太郎】

平和的な平和を 夢のやうな平和を おれの芸術に求めてくれるな。

「偶作十五篇」草稿より 昭和2年(1927) 光太郎45歳

理由は不明ですが、草稿に書かれながら抹消された一節です。「怒れる詩人」として、世の中に警句を発し続けていたこの時期の光太郎の心境がよく表されているようには感じますが。