智恵子の故郷・福島二本松ネタが続きます。やはり生誕130年ということで、いろいろ企画されており、ありがたいことです。
こちらは毎年行われている市民講座です。主催は「智恵子のまち夢くらぶ」さん。当方も何度か講師を仰せつかりました。昨年からの通しで「高村智恵子に影響を与えた人々」がテーマ。昨年、第4回までが行われ、今年は第5回からのカウントです。
智恵子講座2016
第5回 「セザンヌとポスト印象派」
期 日 : 2016年10月10日(月・祝)
時 間 : 午前10時から
会 場 : 二本松市市民交流センター 二本松市本町二丁目3番地1
講 師 : 後藤學氏 (喜多方美術館館長)
第6回 「美の同志 高村光太郎~クラシックのギターと共に~」
期 日 : 2016年11月20日(日)
時 間 : 午後1時30分から
会 場 : 福島県男女共生センター 二本松市郭内一丁目196-1
講 師 : 宮川菊佳氏 (ギタリスト)
第7回 「平塚らいてうと青鞜社」/第8回 「参加者による高村智恵子を語るつどい」
期 日 : 2016年12月20日(日)
時 間 : 第7回 午前10時から 第8回 午後1時30分から
会 場 : 福島県男女共生センター 二本松市郭内一丁目196-1
講 師 : 澤正宏氏 (福島大学名誉教授)
参 加 費 : 4,000円
※ 最終日の昼食・文集代込みで、単回の受講も可。単回受講の場合、1回につき千円を添えて、各1週間前までに申し込みください。
※ 最終日の昼食・文集代込みで、単回の受講も可。単回受講の場合、1回につき千円を添えて、各1週間前までに申し込みください。
問い合わせ/申し込み : 智恵子のまち夢くらぶ ☎0243(23)6743

第一回の10/10が、「平成28年(2016年)第62回二本松の菊人形」初日にあたり、また、昨日ご紹介した智恵子の生家2階特別公開、智恵子記念館さんでは智恵子の紙絵実物展示も行っているので、この日にまとめて行って参ります。


皆様も是非どうぞ。
【折々の歌と句・光太郎】
嘘つかぬ我身あやふし秋のくれ 明治43年(1910) 光太郎28歳
自分に正直に生きることにより、周囲との齟齬やら軋轢やらが起こり、それで危害を加えられる、という意味で「我身あやふし」ではないのでしょう。齟齬や軋轢を回避するために、節を曲げる己を自嘲していると捉えたいところです。