福島からイベント情報です。

シンポジウム in いわき ほんとの空が戻る日まで~ふくしま浜通り地方の復興・再生~

期  日 : 2016年9月24日(土)
会  場 : いわき芸術文化交流館「アリオス」4階小劇場 いわき市平三崎1-6
後  援 : 復興庁福島復興局 福島県 いわき市 双葉地方町村会 NHK福島放送局 福島民報社
      福島民友新聞社
プログラム :
開  会  13:30~14:00
第Ⅰ部   14:00~15:00 
 講演「大震災被災地復興・再生への広域支援~阪神淡路大震災を経験して~」
 公立大学法人兵庫県立大学 総合教育機構防災教育研究センター准教授 紅谷昇平氏
第Ⅱ部   15:15~17:00 パネルディスカッション
「ふくしま浜通り地方復興・再生への広域支援 ~これからの支援のあり方を考える~」
天野和彦氏(FURE特任准教授) 紅谷昇平氏 小松知未氏(FURE特任准教授) 國井政範氏(いわきし総合政策部政策企画課復興支援担当課長) 平岩邦弘氏(双葉町復興推進課長) 下枝浩徳氏(双葉郡未来会議事務局副代表)
参加費 : 無料
問い合わせ : 国立大学法人福島大学うつくしまふくしま未来支援センター 024-504-2865

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光太郎詩「あどけない話」出典の「ほんとの空」の語を冠したFUREさん主催による同様のシンポジウムは、これまでにも京都東京名古屋で開催されてきました。今回は地元福島での開催です。

今日で東日本大震災から5年半となりました。しかし、岩手、宮城、福島3県の仮設住宅の入居者は8月末現在、8万9172人だそうで、まだまだ復興完了にはほど遠いのが現状です。

今回のシンポジウムでは、原発事故による被害を経験している自治体の復興担当者によるパネルディスカッションもあり、ぜひとも他地域の方々に聴いていただきたい内容です。もっとも、利権に目がくらんで無謀な原発再稼動推進に走っている輩は、あえてこういう声を聴かないようにしているのでしょうが……。


【折々の歌と句・光太郎】

芝居町丸にいの字の番傘と蛇の目といそぎ秋の雨ふる
明治38年(1905) 光太郎23歳

「丸にいの字」は歌舞伎の紀伊國屋一門の定紋です。関係者の持ち物か、芝居小屋で貸し出したものか、小粋な眺めですね。

しばらく秋雨前線が日本付近に停滞するようです。豪雨被害のあった地域を思うと、心が痛みます。特に震災の爪痕まだいえぬ地域の皆さん、お大事に。