岩手県花巻市の広報紙、『広報はなまき』の今月号から。

まずは、郊外旧太田村の高村光太郎記念館さんで開催中の企画展「高村光太郎没後六〇年・高村智恵子生誕一三〇年 企画展 智恵子の紙絵」について、大きく取り上げています。

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さらに、昨日ご紹介した、「賢治祭」についても。

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それぞれ、ぜひ足をお運びください。


【折々の歌と句・光太郎】

木に彫るとすればかはゆきはだか身の守宮の子等はわが床に寝る

大正13年(1924) 光太郎42歳

「守宮」は「やもり」と読みます。昨日に引き続き、ヤモリを詠んだ短歌です。

これによれば、ヤモリの木彫も構想していたようですが、残念ながらその作は確認できていません。