昨日は埼玉県加須市に行って参りました。
サトヱ記念21世紀美術館さんで開催中の「生誕130年記念 斎藤与里展 ~巨匠が追い求めた永遠なる理想郷~」の関連行事、第2回ミュージアムトーク拝聴のためです。
同展には昨秋に行って参りまして、2度目の訪問となりました。


講師は美術文献研究家の佐々木憲三氏。斎藤与里、そして光太郎らを中心に、明治末に結成されたヒユウザン会(のちフユウザン会)の機関誌『ヒユウザン』(のち『フユウザン』)の復刻などに関わられた方です。連翹忌の御常連でもあります。



演題は「斎藤与里・画家としての軌跡」。約2時間、与里の人となり、業績、さらに光太郎を含む周辺人物との関わりなどのお話でした。



同展は来月13日までの会期です。


ぜひ足をお運びください。
【折々の歌と句・光太郎】
今おもふ人のことこそをかしけれけものとなりて湯にひたる時
大正13年(1924) 光太郎42歳
温泉につかりながら思う人は、やはり智恵子なのでしょうか。