富山県は高岡から市民講座の情報です。 

市民大学たかおか学遊塾「高村光太郎・智恵子の世界を語ろう会」

高村光太郎「智恵子抄」を通して、精神性や愛、又は二人の交友関係から芸術家との関わりより見えてくる生き方、真実に生きる姿、愛について談り愛(かたりあい)ましょう。

 間 : 土曜日 10:00~12:00  定員 10人
運営費 : 1,500円 受講料1,000円 資料代500円(全5回分) 合計3,000円(初回納付) 
 場 : 高岡市生涯学習センター研修室504B 富山県高岡市末広町1番7号
 師 : 茶山千恵子市民教授 富山県子どもと詩を楽しむ会 劇団「喜び」主宰 女優
 5/9 (土) 高村光太郎について 6/13 (土) 高村智恵子について
 7/11(土) 二人の結婚生活     8/1 (土) 智恵子没後 
 9/12(土) 交友関係、高岡とのつながり

お申込み
 氏名・住所・年齢・電話番号・講座名をお知らせください。
 申込期間4月1日(水)~4月30日(木) 締切厳守  電話ではお受けできませんので、
 はがき(当日消印有効)〒933-0023 高岡市末広町1-7ウイング・ウイング高岡3階
 Fax 23-0515 または 020-4666-1182  

 メールgakuyujyuku@yahoo.co.jp  のいずれかでお申し込みください。


申し込み締め切りを過ぎてしまっているのですが、定員に達していないことがあるかもしれませんので、ご紹介しておきます。

こうした市民講座的なものでも、光太郎智恵子、光雲などについて、もっともっと取り上げていただきたいものです。関係者の皆さん、ご検討を。

講師のあてがない、という場合、日程さえ調整できればお引き受けしますし、ご紹介もできます。こちらまでご連絡下さい。


【今日は何の日・光太郎 拾遺】 5月5日

明治34年(1901)の今日、雑誌『文庫』第百冊臨時増刊「松風」号に、光太郎を含む72名のアンケート「松籟颯々」が掲載されました。


『文庫』は少年園から刊行されていた、当時流行の投稿雑誌です。前月2日、上野韻松亭で『文庫』100号を記念して、投書家の集まり春期松風会が催され、その席上で出席者に用紙を配り、アンケート回答を募りました。

質問項目は次の通り。

一、年令  二、生地  三、職業  四、短所  五、長所  六、希望  七、嗜好  八、宗教  九、愛読の書  十、理想の人物(古人今人)

光太郎の回答は以下の通り。008

二、下谷区。
八、たゞ我が信ずる所。
十、砕雨。

十項目のうち、七項目は無視。これは全回答者のうち、最少です。「十、理想の人物(古人今人)」に対しての回答ですが、「砕雨」というのは、当時の光太郎が使っていたペンネームです。数え19歳の光太郎、自分の名前を挙げてしまっているわけです。やりますね。