昨日リニューアルオープンなった花巻高村光太郎記念館に関する報道です。  

花巻・高村光太郎記念館がリニューアルオープン

『朝日新聞』 岩手版 004

 彫刻家で詩人の高村光太郎の記念館(花巻市太田)のリニューアル工事が終わり、28日、再オープンした。展示面積がこれまでの3倍に広がり、市は「初心者から深く知るファンまで満足できる展示となるよう工夫した」とPRしている。
 記念館は光太郎が1945年から52年まで暮らした「高村山荘」の近くにある。以前は財団法人高村記念会が「高村記念館」を運営していたが、2013年5月に市が花巻歴史民俗資料館を改修し、「高村光太郎記念館」と改称して暫定オープンしていた。昨年12月から資料庫だったスペースも展示スペースに改修し、今回、本格オープンした。広さは約640平方メートルで、改修費は約1億6300万円。
 展示室は1と2に分かれ、1では青森県の十和田湖畔にある「裸婦像」の中型試作などの彫像を展示。映像コーナーもあり、光太郎の詩と岩手の風景を流して、「光太郎の世界に導く」という。2では、書や詩などテーマ別に作品を展示しているほか、花巻での暮らしぶりなども詳しくパネルで紹介している。展示品は全体で約110点。
 2では妻の智恵子についても紹介しており、今回、智恵子の「紙絵」の「いちご」と「あじ」の実物2点を展示している。「いちご」には光太郎直筆の短歌も添えられており、館は「唯一の合作」と説明している。紙絵の色あせを防ぐため、「当分の間」という限定展示だ。
 この日の記念式典には高村家から光太郎の弟の孫にあたる写真家高村達(とおる)さん(47)=東京都文京区=も参加し、「全国でもただ一つの光太郎記念館。7年間暮らした花巻に造っていただき、ものすごくうれしい。期待以上の展示になっています」と話していた。
 入場料は高村山荘がある敷地内が一般200円で、記念館がほかに同350円。問い合わせは記念館(0198・28・3012)へ。(石井力)

光太郎の作品世界を体感 花巻・記念館リニューアル

『岩手日報』

 花巻市太田の高村光太郎記念館は28日、リニューアルオープン記念式典を現地で行い、関係者ら約100人がテープカットなどで再出発を祝った。2013年に移設し暫定的に開館していたが、今回は旧収蔵庫を展示スペースに改修し全面開館。記念館は光太郎が暮らした高村山荘にも隣接し、花巻での生活とともに作品世界を体感できる。新緑のさわやかな光と風に包まれ、自然環境と調和した文化拠点に生まれ変わった。
 終戦70年の節目に重なる意義深い記念式典となった。光太郎が花巻に疎開したのは1945年。今回の全面改修で記念館の総面積は約636平方メートルとなり、展示スペースは約2倍に拡充された。
 二つの展示室は渡り廊下でつながり、入り口側の「展示室1」は白を基調とした内装。「乙女の像(中型試作)」などの彫刻作品を紹介する。
 朗読体験コーナーでは「道程」「レモン哀歌」などの音声が流れ、風景映像とともに作品世界を感じ取れる。レプリカの彫刻「手」は実際に触ることができるなど体感型コーナーが充実した。
 開館記念で29日は入館無料。  

詩の朗読、映像と共に 光太郎記念館リニューアル 愛用品、多数展示

『岩手日日』無題

 花巻市太田の高村光太郎記念館で28日、リニューアルオープン記念式典が行われ、関係者によるテープカットで新たな門出を祝った。光太郎の詩の世界を映像や音声で堪能できる機器を設置したほか、光太郎と妻・智恵子の唯一の合作とされる切り絵も実物を初めて展示。29日まで入場無料とし、来場者を歓迎する。
 約80人が出席した。上田東一市長は「記念館が全国のファンの聖地となることを祈念する」とあいさつ。光太郎の弟の孫にあたる高村達氏と上田市長、市議会の川村伸浩議長、花巻高村光太郎記念会の佐藤進会長、太田地区振興会の佐藤定会長の5人でテープカットを行い、来場者を迎えた。
 記念館は旧館の老朽化に伴い、旧花巻歴史民俗資料館を活用して2013年5月に暫定オープン。その後、資料の保存や展示の環境整備、内容充実などに向けて、14年12月から全面的に改修した。
 改修後は、ゆったりした空間が特徴の展示室1でブロンズ像の「手」や「裸婦坐像」など彫刻を中心に紹介。「手」は新たに複製を設け、実際に触れて造形の奥深さを感じられるようにした。
 映像や音声で光太郎の世界を紹介する仕組みも導入。大型スクリーンに映し出される岩手の風景と共に朗読される詩を楽しむことができ、早速、来場者が光と音による演出を体感していた。
 収蔵庫を改修した展示室2では、書や詩などの作品と愛用のパイプなどを紹介。宮沢賢治らとの親交や地域住民との交流などを示す展示も含め、同記念館ならではの構成となっている。
 特に注目されるのは、初めての実物展示となる智恵子が作った切り絵。このうち「いちご」と題された切り絵には光太郎の短歌が添えられており、唯一の二人の合作とされている。
 光太郎は太平洋戦争末期から終戦後にかけて花巻に居住。同記念会事務局の高橋卓也さんは「花巻は光太郎の暮らしにゆかりのあるものがそろっている。愛用品を展示できるのはここだけ。今後もファンの声を聞きながら、展示を充実させていきたい」と話していた。
 

高村光太郎記念館がリニューアル

IBC岩手放送ニュース

改修工事が行われていた花巻市の高村光太郎記念館が28日リニューアルオープンし、記念の式典に多くの人がかけつけました。詩人で彫刻家の高村光太郎は太平洋戦争末期に花巻に疎開し、終戦後、花巻市太田に移り住みました。28日は花巻市の上田市長や光太郎の弟の孫である高村達さんがテープカットをして記念館のリニューアルを祝いました。記念館は去年末からおよそ1億6300万円をかけて改修工事が行われました。館内は展示室の広さが2倍になり、光太郎の詩を映像で表現するコーナーが設けられました。また彫刻作品や直筆の詩などおよそ110点が展示されています。高村光太郎記念館では来月15日に、詩の朗読や講演会などが行われる「高村祭」が開かれます。


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高村光太郎記念館リニューアル

NHK盛岡放送局

 花巻市にある、詩人で彫刻家の高村光太郎の記念館が彫刻の展示室や大型スクリーンなどを新たに設けて、28日、リニューアルオープンしました。
 詩人で彫刻家の高村光太郎は、昭和20年の空襲で東京のアトリエを失ったあと、知人を頼って花巻市に疎開し、その後、7年間を過ごしました。
 昭和42年に開館した高村光太郎記念館はおととしから現在の場所に移って展示を行っていますが、展示内容を大幅に見直して、28日、リニューアルオープンしました。
リニューアルした記念館には、光太郎の彫刻を展示する展示室や光太郎が作った詩などを紹介する大型スクリーンなどが新たに設けられました。
 記念館には、光太郎が大正7年に制作した「手」というブロンズ像や、光太郎と妻の智恵子が合作したとされる「いちご」という切り絵などが展示されています。
 光太郎の弟の孫にあたる高村達さんは「山の中をイメージした記念館のデザインは光太郎が花巻市で滞在していた山小屋のイメージとぴったりとあっています。展示も工夫されていてとてもよかったです」と話していました。
 訪れた69歳の女性は「千葉県や埼玉県に知り合いがいるので、ぜひ案内してみたいです。すばらしい記念館になったのでみんなで大切にしていきたいです」と話していました。



【今日は何の日・光太郎 拾遺】 4月29日

平成21年(2009)の今日、「妄想姉妹〜文學という名のもとに〜」DVDコンプリートBOXが発売されました。

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妄想姉妹〜文學という名のもとに〜」は、地上波日本テレビ系でこの年に深夜ドラマとして放映されていたものです。吉瀬美智子さん、紺野まひるさん、高橋真唯さん、田中哲司さんらが出演していました。

2月14日オンエアの第5話が「智恵子抄」。紺野さんが智恵子役、光太郎役は高橋洋さんでした。

DVDコンプリートBOXは3枚組。第11話までの全編と、メイキングの特別編が収録されています。