4月も中旬となりました。

4月といえば、桜。千葉県北東部にある当方自宅兼事務所の近辺は、自然が豊かですので、みごとな山桜はまだ見られますし、遅咲きの八重桜はこれから開花です。ただ、桜の王様・ソメイヨシノはまだ花をつけてはいますが、もう盛りを過ぎました。

東北は、というと、これから桜の盛りですね。

今週初めの『福島民報』さんの記事です。

夜空に浮かぶ万燈桜 二本松 24日までライトアップ

 福島県二本松市の4号国道沿いにある道の駅「安達」智恵子の里下り線では、万燈(まんとう)桜のライトアップが始まった。24日まで幻想的な夜桜を楽しめる。 
 万燈桜は樹齢推定270年で高さ約15メートルの一本桜。現在、見頃を迎えている。 
 ライトアップは午後7時から同11時まで。問い合わせは同道の駅 電話0243(24)9200へ。
 

「万燈桜」は、智恵子生家にほど近い二本松の国道4号線沿いの「道の駅「安達」智恵子の里下り線」にあります。推定樹齢270年ということで、129年前に生まれた智恵子も、もしかしたらこの桜を眼にしているかも知れません。くわしくはこちら

その他の二本松の桜の名所のうち、「智恵子抄」詩碑のある霞ヶ城、光太郎が「みちのくの安達ヶ原の二本松松の根方に人立てる見ゆ」と詠った安達ヶ原などは観光協会さんのサイトに掲載されています。

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そちらには掲載されていませんが、智恵子の母校・油井小学校にはやはり智恵子が通っていた頃からある見事なしだれ桜がありますし、智恵子の実家・長沼家の墓所がある満福寺さんの桜も見事なものだそうです。くわしくはこちら
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また、二本松の北の福島市には、最近有名になった花見山もあります。

訪れることが復興支援にもなります。今週末、来週末あたりは福島へ足をお運び下さい。


【今日は何の日・光太郎 拾遺】 4月10日

大正7年(1918)の今日、水野葉舟、落合太郎と三人で雑誌『智慧』を創刊しました。

光太郎作品は「花についてのロダンの言葉」、「書簡」が載っています。

寄稿者という立場ではなく、自らが中心になって出したほとんど唯一の雑誌ですが、残念ながら創刊号で廃刊になりました。