明治23年(1890)から同25年(1892)にかけ、数え八歳から十歳の光太郎が通った小学校です。母校ということで、いろいろと光太郎顕彰の取り組みもしていただいています。
 
同校で、以下の通り、研究発表会が行われます。 

日本学校図書館学会研究推進校研究発表会

平成26年11月28日(金)13時45分授業開始(受付開始 13時15分)
研究主題
  自らの考えを深め、確かで豊かに表現できる児童の育成
                     ~学校図書館を計画的に利用しその機能の活用を通して~
 
13:45~14:30 公開授業
1年1組 国語 としょかんへいこう 
  学校図書館で発見したことを文章に書き 発表し合う
2年1組 生活 うごけ!わたしのおもちゃ
  資料を読んで動くおもちゃ作りに生かす
3年1組 算数 重さをはかろう      
  重さの表し方を知り 資料を基に学習課題を見付ける
4年1組 国語 新美南吉の世界へ     
  新美南吉の作品を味わい読書会を開く
5年1組 社会 自動車をつくる工業    
  課題解決に必要な情報を収集し選択して活用する
6年1組 総合 先輩「高村光太郎」に学ぶ 
  詩や作品を通して生き方を知り 新たな課題をつくる
6年2組 体育 病気の予防        
  喫煙に関する資料を基に自分の考えをまとめる
 
14:50~15:40 研究発表
15:40~16:45 対談 絵本のちから 
  絵本作家 なかえよしを氏 絵本コーディネータ― 東條知美氏
 
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というわけで、6年生の総合的な学習の時間で、「先輩「高村光太郎」に学ぶ」の公開授業があります。
 
同校では、以前から総合的な学習の時間に光太郎について調べるということをなさっています。当方も資料の提供をさせていただきました。
 
 
 一日小でこそできる学びがあります。6年生が、今、総合的な学習の時間に取り組んでいる、本校の伝統となっている学習「光太郎のバトンをつなぐ」。本校の卒業生である高村光太郎について調べ、詩を通してその生き方を知り、これからの自らの過ごし方を考える機会にします。これから卒業までの時間を使って、「自分流高村光太郎集」を作成し、本校図書館にその作品を残します。今までの卒業生の作品が並ぶ光太郎文庫は本校の大きな財産です。
 子供たちと一緒にたくさんの詩を味わう中で、短い詩「あたり前」と光太郎氏が岩手県の小学生に残した言葉であり、本校の校訓となっている「正直 親切」に表された氏の生き方に改めて深い感動を覚えました。
 
あたり前
あたり前の事でも僕は言ふ
あたり前の事でも僕はする
あたり前でない事でも僕は言ふ
あたり前でない事でも僕はする
 
 人があたり前と考えるかどうかではなく、自分で考えてみて正しいかどうかを問い、「自分の心で、私は行動するぞ!」と宣言した光太郎。外見や周りの評価に惑わされることなく、本当に正しいことは何なのかを自分で考え、自分の心に正直に生きる姿がたった四行の詩の中に詰まっています。本校の校訓である「正直 親切」は、まさに光太郎氏の生き方そのものを表しているのです。
 「自分に正直であれ 人には親切であれ」高村光太郎氏の言葉が、本校の子供たちのこれからの人生の道しるべになってくれることを願います。
 
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ありがたいことです。
 
また、智恵子の母校、二本松市の油井小学校さんでは、智恵子について学ぶ取り組みをいろいろと行って下さっています。特にこうした地元での学校教育を通し、光太郎智恵子の名を語り継いでいくことは非常に大切なことだと思います。
 
さて、第一日暮里小の研究発表会。一般の方は参観するのは難しいかも知れませんが、教育関係の方、お申し込みを。
 
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 11月24日
 
昭和20年(1945)の今日、花巻郊外太田村山口の山小屋に、ランプを設置しました。
 
前日の日記から。
 
夕方、戸来恭三さんランプを持つてきてくれる、院長さんのたのみの由、石油一瓶針金も持参、贈与の由、夜ランプをつける
 
 
そして24日の日記。
 
朝雨、後快晴、小春日和  午前ランプの自在カギツクリ、
 
「高村山荘」として今も遺されている山小屋にあるこれでしょうか。
 
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昭和24年の2月に、村人が電線を引く工事をしてやるまで、3年余りランプの生活でした。