来週末、文京区大塚にて、「第59回高村光太郎研究会」が開催されます。

第59回高村光太郎研究会

日 時 : 2014年11月22日(土)
時 間 : 午後2時~5時  11/13追記 
場 所 : アカデミー音羽3階学習室A 文京区大塚5-40-15
       東京メトロ有楽町線護国寺駅徒歩2分
 
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参加費  500円
 
<研究発表>
「高村光太郎の詩 「N-女史に」の背景」 大島裕子氏(名古屋・高村光太郎談話会
「高村光太郎と雑誌『創作』-自選短歌作品を中心に-」山田吉郎氏(鶴見大学短期大学部教授)
 
研究発表会後、懇親会あり
 
この会、元々は昭和38年に、光太郎と親交のあった詩人の故・風間光作氏が始めた「高村光太郎詩の会」に端を発します。その後、明治大学や東邦大学などで講師を務められた故・請川利夫氏に運営が移り、「高村光太郎研究会」と改称、年に一度、研究発表会を行っています。現在の主宰は都立高校教諭の野末明氏。
 
ほぼ毎年、この世界の第一人者、高村光太郎記念会事務局長・北川太一先生もご参加下さっていて、貴重なお話を聞ける良い機会です。しかし、そのわりに、参加者が少なく、淋しい限りです。
 
当方、昨年は同じ日に愛知碧南で開催されていた「生誕130年 彫刻家高村光太郎展」の関連行事、神奈川県立近代美術館長・水沢勉氏のご講演を聴きに行き、欠席しました。今年は参加します。
 
事前の参加申し込み等必要ありません。直接会場にいらしていただければ結構です。ぜひ足をお運び下さい。
 
研究会に入会せず、発表のみ聴くことも可能です。会に入ると、年会費3,000円ですが、年刊機関誌『高村光太郎研究』が送付されますし、そちらへの寄稿が可能です。当方、こちらに『高村光太郎全集』補遺作品を紹介する「光太郎遺珠」という連載を持っております。その他、北川太一先生をはじめ、様々な方の論考等を目にする事ができます。
 
ご質問等あれば、はこちらまで。000
 
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 11月12日
 
平成12年(2000)の今日、静岡アートギャラリーで開催されていた「高村光太郎の書 智恵子の紙絵展」が閉幕しました。
 
光太郎作品は54点。彫刻は2点のみで、あとは書簡、草稿、色紙、掛け軸などの肉筆もの、そして装幀や題字を手がけた書籍など、「書」にこだわった珍しい展覧会でした。
 
智恵子作品は52点。書簡1通と油絵「ヒヤシンス」の他、紙絵の実物が50点並びました。