7/19、20の土日で青森に行って参りましたが、十和田湖の周辺で、いろいろと資料を入手して参りましたので、ご紹介します。

十和田国立公園

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森田五成著 十和田文化研究所発行  昭和27年6月5日初版/同57年6月30日改訂版
 
十和田湖国立公園婦人部副会長の森田玲子様からいただきました。森田様の舅にあたられる方のご著書だそうです。
 
十和田湖畔の裸婦群像、通称「乙女の像」についての記述もありますし、その他、十和田湖についてたくさんのことが書かれた、350ページ超の大作です。この手のものは、簡単なものしか手元になかったので、ありがたいかぎりでした。しかも、定価4800円もするのに、無料で戴いてしまいました。
 
乙女の像のある湖畔休屋地区のもりた観光物産さんで販売しています。
 
それから、同じく湖畔休屋地区の総合案内所で、無料で配布しているものを2種。ともに十和田湖国立公園協会さんの発行です。

十和田湖発!開運マンガ♥ 十和田湖にある東北最大(かも)の開運スポットとは!?

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A4判二つ折りです。能町みね子さんによるマンガ「アラサー女子が行く!青森・十和田開運の旅」が掲載されています。十和田神社がメインですが、乙女の像も登場します。
 
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もともと、今年3月刊行の旅行ガイド『じゃらん東北2014-2015完全保存版』に掲載されていたものです。
 
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十和田湖アイドル伝説! 乙女の像S 解散の危機 !?

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同じく能町みね子さんによるマンガで、こちらは7ページの作品です。元プロレスラーで苔玉作りインストラクターの起田高志さんも登場します。
 
乙女の像の片方(右子-みぎこ)が、「乙女の像をやめて上京する」と言いだし、もう片方(左子-ひだりこ)が、十和田湖周辺の魅力を再認識させ、引き留めるというストーリーです。笑えます。
 
こちら、十和田湖国立公園協会さんのサイトで読むことができ、「冊子にすればいいのに」と思っていたところ、すでになっていました(笑)。
 
こちらを読んで、ぜひ十和田湖に足をお運び下さい。
 
しかし、2月にお伺いした時には、大雪や訪れた時間帯のために気がつきませんでしたが、今回あらためて歩いてみて、休業した宿や店舗の多さにおどろきました。
 
先月の地元紙『デーリー東北』さんには、以下の記事が出ています。

女性記者が感じた十和田湖の魅力と課題

 青森県を代表する観光地・十和田湖の人気が低迷している。東日本大震災による風評被害を引きずってホテルや土産店の休廃業が後を絶たず、来訪客は一時、最盛期の半分程度にまで落ち込んだ。背景にあるのは観光地間の競争激化と観光スタイルそのものの変化。低迷を抜け出すために克服すべき課題は多い。
 県によると、十和田湖周辺は1990年代前半には年間300万人以上が来訪。東北新幹線八戸駅開業の2003年には最盛期の90年代を上回る約330万人を記録した。だが、鳥インフルエンザやリーマン・ショックの影響で08年に220万人となり、11年には東京電力福島第1原発事故の風評被害などで160万人にまで激減した。
 新幹線開通などで移動時間が短くなり、首都圏の観光客にも十和田湖はより身近な観光地になった。一方で、日帰りや他観光地への〝はしご〟も可能となり、観光客減少につながっているとみられる。
 県観光企画課は「宿泊を視野に入れない観光客も多く、観光スタイルが変化している」と指摘する。
 
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十和田湖周辺、本当にいいところです。よろしくお願いいたします。
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 7月23日
 
平成18年(2006)の今日、朝日新聞社から『週刊人間国宝8 [工芸技術・金工1]』が刊行されました。
 
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光太郎の実弟で、鋳金家の高村豊周、そしてその弟子で、花巻の高村光太郎記念館や、信州安曇野の碌山美術館などに収められている光太郎作品の鋳造を担当した故・齋藤明氏(昨年亡くなりました)が取り上げられています。