もう一日福島ネタで。
 
昨日、BSフジさん放映の「旅するハイビジョン 全国百線鉄道の旅 第85回「北へ向う大幹線 東北本線」を見ました。公式サイトなどの番組説明に光太郎智恵子の名があったので期待していたところ、期待に違わず約3分間にわたって取り上げられました。
 
二本松市の智恵子生家、智恵子記念館、さらにその裏手の智恵子の杜公園にある「樹下の二人」の詩碑など。けたたましいレポーターのタレントなどは登場せず、落ち着いたナレーションで淡々と風景を紹介する作りに、かえって好感が持てました。この番組はオンエアされたものが順次DVD化、発売されていますので、そちらにも期待したいものです。
 
さて、この一帯で開催されるイベントに関し、いろいろと報道されています。 

第10回智恵子生誕祭 好きです智恵子青空ウォーク~桜章~ 桜満開の空の下 智恵子ゆかりの地を歩く―参加者募集

20日(日)午前9時半(午前9時受付)・二本松市智恵子純愛通り記念碑前発(着も)。約5キロを歩く。定員50人(先着順)。昼食は各自持参。参加費は1000円、学生500円(智恵子記念館入館料、保険代含む。麦茶、プレゼント付き)。智恵子のまち夢クラブ熊谷さん0243・23・6743。
(『読売新聞』福島版) 
 
智恵子青空ウォークに関しては、『福島民報』さんのサイトでもPDFで紹介されています。
 
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さらに別件で一つ。 

“二本松の桜の名所”巡る 臨時バス「春さがし号」発車

 ふくしまプレDCに合わせ、内容を充実させた、二本松市内の桜の名所などを巡回する臨時バス「二本松春さがし号」は1日、運行をスタートした。5月16日までは毎日、5月17日から6月29日までの土、日曜日の約3カ月間、1日8本のバスを運行し、春の観光シーズンを迎えた同市内を巡る。
 今年は、プレDCに合わせ、これまでの「春らんまん号」を改称、運行期間を延長するなどした。
 コースはJR二本松駅前を出発点に本町から亀谷坂露伴亭、智恵子の生家を経て、霞ケ城公園や大隣寺を巡って駅前に戻る。料金は、大人(中学生以上)が170~500円、子どもは90~250円。1日フリー乗車券は、大人(同)500円、子ども250円(乳幼児無料)。1日フリー乗車券の提示で、同市の大山忠作美術館と智恵子記念館の入館料が割り引きされる。
 このほかは、10日から5月6日まで実施する第4回城下町すたんぷラリーにも参加している。
 同駅前で1日行われた出発式では、半沢典明福島交通二本松営業所長が「市街地活性化の一助となるよう安全運行に努めたい」とあいさつ。引き続き、半沢所長と安斎文彦二本松観光協会長、高野正幸二本松駅長がテープカットした。問い合わせは福島交通二本松営業所(電話0243・23・0123)か二本松観光協会(電話0243・55・5095)へ。
(『福島民友』)
 
「ふくしまプレDC」とは、来年、平成27年4月から6月に開催する「ふくしまデスティネーションキャンペーン」のプレキャンペーンとして、今年4月から6月まで「福が満開、福のしま。」として展開されている福島県観光キャンペーンだそうです。
 
これから春爛漫の福島。ぜひ訪れて、光太郎智恵子に思いを馳せてください。
 
ちなみに当方、明後日は福島市に行って参ります。シャンソン歌手、モンデン・モモさんのコンサートです。千葉では盛りを過ぎてしまった桜がまだ見られそうで、期待しています。
 
【今日は何の日・光太郎 補遺】 4月14日

昭和47年(1972)の今日、光太郎と智恵子の出会いをお膳立てした、日本女子大学校での智恵子の先輩、柳八重(旧姓・橋本)が歿しました。
 
八重の夫は洋画家の柳敬助。敬助は荻原守衛や光太郎と親しく、留学からの帰朝後に荒れた生活をしていた光太郎を心配していたといいます。