ネット検索で見つけました。 

第82回日本音楽コンクール作曲部門本選会

 時 : 2013年10月30日 17:00開演
 場 : 東京オペラシティコンサートホール タケミツメモリアル
      (東京都新宿区西新宿3-20-2)
料 金 : 2,000円 
 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
 チケットぴあ各店、電子チケットぴあ 0570-02-9999
 JTB各支店、JTBトラベランド各店、JTB総合提携店、
  JTBエンタメチケットデスク 0570-030311
 
予選通過作品
 網守将平(あみもり しょうへい)  = Drunky Jet Addiction – for 6 players –
 佐原洸(さはら こう) = Ferrum 
 中村ありす(なかむら ありす)
 = RCH(NH2)COOH for Clarinet in B♭ & Piano forte
 引地誠(ひきち まこと)  = -call- 詩編第44篇より
 今野哲也(こんの てつや) = 『智恵子抄』への月影─「慈悲深き箴言」を擁する
 杉本友樹(すぎもと ゆうき) = Switch Module for ensemble
 松波匠太郎(まつなみ しょうたろう)
 = DISSOLUTION for Flute, Clarinet, Horn and Piano
 
演奏:安良岡章夫、小鍛冶邦隆指揮、アール・レスピラン
 
ラジオのNHK FM、テレビのNHK BSプレミアムでの放送もあるそうです。
 ラジオ 11月18日(月)19:30~21:10
 テレビ 12月6日(金)6:00~6:55
 
さらに12月上旬にはやはりNHK BSプレミアムにてドキュメンタリー番組として取り上げるそうです。ただし、声楽、ピアノなど他にも5部門あり、どなたがクローズアップされるか不明です。
 
今野氏の作品が栄冠に輝くことを期待します。001
 
【今日は何の日・光太郎】 10月21日

昭和28年(1953)の今日、十和田湖畔の裸婦像の除幕式に参加しました。
 
ある意味、光太郎彫刻の集大成といえる大作です。
 
ただし、長いブランクや光太郎自身の健康状態、その他もろもろのマイナス要因も重なり、「傑作」とは言い難いというのが正直なところです。
 
光太郎自身もあまりこの像の出来には満足していなかったようで、サインが入っていません。
 
しかし、そうした点を差し引いても、この彫刻の持つ意味は大きいものがあると思います。
 
ところでこれが「光太郎最後の彫刻作品」と紹介されることがありますが、それは誤りです。
 
未完に終わりましたが、昭和29年(1954)には日華ゴム(のち月星化成、現ムーンスター……運動靴のメーカー)社長の倉田雲平像を手がけていますし、完成品としても裸婦像完成後に「大町桂月記念メダル」という小品を仕上げています。
 
イメージ 1
除幕式の一コマ 左から光太郎、佐藤春夫、谷口吉郎、土方定一、伊藤忠雄
 
003  002
左:光太郎と裸婦像      右:モデルを務めた藤井照子と

数年前、この時のスピーチの載った翌月発行の青森県の『教育広報』を見つけました。筑摩書房の『高村光太郎全集』に収録されていないものでした。現在全国巡回中の「生誕130年 彫刻家高村光太郎展」図録に、この全文が載りました。また、最初の会場だった千葉市立美術館では、担当の学芸員氏がこの文章をいたく気に入り、パネルに全文印刷して会場内に展示、さらに図録の見返しに冒頭の一文「人間の心の中を、内部を見る」がキャッチコピー的に使われています。