少年写真新聞社刊『図書館教育ニュース』という刊行物があります。学校図書館向けのもので、本編はB2判のポスターサイズでカラー印刷、付録にB4判二つ折りの冊子がついています。月3回の刊行で、公称7,000部。学校の図書室などに掲示するものです。
今日発行の第1300号は、「詩と美の世界に生きた高村光太郎 理想的な生き方や妻への愛情を詩に込めた旧道的な生涯」という題で、光太郎がメインに扱われています。


道を写したイメージ写真のバックには詩「道程」が印刷されています。
本編の編集は版元の少年写真新聞社さんですが、監修は花巻の高村記念会です。
また、付録の冊子には「「彫刻」と「詩」、高村光太郎芸術の二本柱」という題で、拙稿が掲載されています。1月末ぐらいでしたか、花巻の高村記念会さんを介して執筆依頼があり、書かせていただきました。
学校図書館向けということで、一般には流通しない刊行物ですが、学校の先生方、勤務校で購読されている場合にはご高覧下さい。
付録に掲載の拙稿は、PDFファイルの形でご提供できます。ご入用の方はお申し付け下さい。本編は版元の少年写真新聞社さんに連絡すれば、もしかすると入手できるかも知れません。
【今日は何の日・光太郎】3月8日
昭和38年(1963)の今日、第6回高村光太郎賞の受賞者が発表されました。詩部門は高橋元吉、金井直、田村隆一の3名、造型部門は堀内正和、西大由の2名でした。