昨年、平成23年(2011)は、昭和16年(1941)に『智恵子抄』が刊行されて70周年ということで、イベントや特集記事的なものがぽつぽつありました。
 
そんな一つ、朝日新聞の福島版では12月13日から一週間、「「ほんとの空」を探して」と題する特集記事を組み、各界で活躍中の方々の談話等が載りました。
 
ラインナップは次の通りです。
 
(1)驚嘆の人気 世代超え/愛の詩集 (12/13)    岩下志麻さん/新潮社さん
(2)権威に反発 自由求め/光太郎の素顔 (12/14)  加藤剛さん
(3)自然と対峙 孤独紡ぐ (12/15)         二本松市文化課さん/和合亮一さん
(4)自立への気概空回り (12/16)          大島裕子さん
(5)守り抜いた命の芸術 (12/17)          北川太一先生
(6)どっしりとして森厳 (12/19)          山本隆一さん
(7)言霊は世代を超えて (12/20)          モンデンモモさん/高村規さん
 
第一回に昭和42年(1967)の松竹映画「智恵子抄」で智恵子を演じた岩下志麻さんがご登場です。光太郎役の故・丹波哲郎さんのエピソードも語られています。丹波さんのマネージャー氏曰く、数多くのテレビ、映画にご出演なさった丹波さんが、いちばんお好きだった作品が「智恵子抄」とのこと。
 
そして、岩下さん、DVD化されていないのを残念がられています。「(丹波さんの)ご仏前で見せてあげたい」そうです。
 
DVD化、当方も切に望みます。
 
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松竹「智恵子抄」 完成記念特別披露公開 丸の内ピカデリー 昭和42年6月3日~9日 チケット袋