最近入手した書籍(雑誌を除く、雑誌に関しては5/9参照)を紹介します。 

2011/3/22発行 西和夫著 集英社 定価720円+税

カバーより「かつてウサギ小屋などと海外から揶揄されたように、日本の住宅事情は劣悪だとされている。だが夏目漱石や内田百閒、高村光太郎など極小の空間を楽しみながら住んだ先人たちをみると、広さのみが豊かさに通じるとは言えないのではないか。本書は、究極の住居の実例を示し、住むことの根源を考えてみようとするものである。狭い住居の工夫を知って身の丈の生活の意味を再検討する。
 
光太郎に関しては、25頁にわたり、戦後の大田村山口での独居自炊生活を紹介しています。

2011/6/20 木下直之著  祥伝社 定価1100円+税

カバーより「西郷隆盛、楠木正成からフーテンの寅さん、アンパンマンまでこれ1冊で、日本と世界の英傑に会える東京の銅像めぐりパーフェクト・ガイド!!
 
光太郎より光雲に関する資料です。「序章 日本の銅像の基礎知識」で、近代彫刻黎明期に触れています。以後の各章は東京を地域別に分け、有名な銅像の紹介。光雲作の楠木正成像、西郷隆盛像、他にもロダンや光雲門下の彫刻家が作った銅像などが豊富なカラー写真とともに紹介されています。
 
この項、来週も続けます。