BSテレビの再放送情報、放映順に2件ご紹介します。

ゆるっと山歩に行こう▽登山を始めたい方必見!絶景やグルメも堪能!

BS朝日 2022年3月26日(土) 14:55〜15:54

登山初心者の女優・酒井美紀と、ゴリ(ガレッジセール)が、山のスペシャリストと共に山頂を目指す!景色はもちろん、山での歩き方や服装など登山初心者に向けた情報も満載。

酒井美紀(女優)が登るのは、福島県にある安達太良山(あだたらやま)。「日本百名山」に選ばれている標高1700mの美しい山で、中高年の方でも登りやすい、登山初心者にはうってつけの山!一方、ガレッジセールのゴリが登るのは、山梨県にある標高1785mの三ツ峠山。通常は3時間程度で登山が可能で、麓には宿泊も可能な温泉付きの施設もあり、登山初心者に人気の山。さあ、ゆるっと山歩(さんぽ)してみよう!

出演者 酒井美紀、ゴリ(ガレッジセール)、栗山祐哉(上級登山インストラクター)、鈴木優香(山岳収集家)、吉野時男(グルメハイカー)、北村春夏(歴史ハイカー)

初回放映は昨年11月でした。
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前後半2本立てで、前半の登山挑戦者は、女優の酒井美紀さん。
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光太郎詩「あどけない話」(昭和3年=1928)に謳われた、智恵子の故郷・福島二本松に聳える安達太良山に挑みます。

安達太良山が選ばれたのには理由(わけ)があり……。
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そうなると、安達太良山は…………。
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なるほど。

さらに山岳ガイドさんもご同行。
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「山岳収集家」という肩書きを、当方、初めて目にし、「?」と思いましたが……。
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だ、そうです。

出発地点は、奥岳登山口。ここから歩いて山頂まで登っても、朝出れば夕方には帰り着けるのですが、「登山初心者」ということで、ロープウェイで一気に8合目まで。
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すると、山頂駅からはおよそ1時間半。ただ、コロナ禍前の山開きの日は大混雑でしたし、雪融け水で登山道が泥の河と化している箇所も多く、もう少し時間がかかる状態でした。

さて、山頂駅のすぐ近くで……。
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光太郎智恵子、ばっちり紹介してくださいました。多謝。

ただし、この日は……。
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その後、山頂付近で山グルメを堪能し……。
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いよいよ登頂。ドローン空撮なども効果的に使っていました。
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さらに足を伸ばして、沼の平。
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番組後半、ガレッジセール・ゴリさんの山梨県三ツ峠山編(こちらは「登山初心者」といいつつ、けっこう過酷でした)をはさみ……。
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最後に、再び酒井さん。後日譚として、「山岳収集」の伏線が回収されて、番組終了。
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もう1件、同じ日の放映です。

ニッポン美景めぐり 十和田・奥入瀬

BSフジ 2022年3月26日(土) 19:30〜19:55

日本の美しい景観を求めて、俳優・和合真一がカメラ片手に日本各地をめぐる旅番組。
今回の旅先は、青森県の十和田市。十和田ビジターセンターで十和田湖の歴史を学ぶ。名産のひめます料理やご当地グルメを味わう。美しい景勝地、奥入瀬渓流を散策。大自然が生んだニッポンの美景をご紹介。

旅人:和合真一 ナレーター:服部潤
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こちら、初回放映は昨年7月でした。その後、くり返し再放送がありましたが、初回放映を含め、すべて深夜から未明のオンエアでした。で、今回、初めてゴールデンタイムでの放映です。

じつは公式サイトで全編見られてしまうのですが、光太郎生涯最後の大作「十和田湖畔の裸婦群像(通称・乙女の像)」などの「美景」、テレビの大画面で観るのをお薦めします。ちなみにこの番組、3月6日(日)オンエアの最新作は、当方自宅兼事務所のある千葉県香取市(それなりの観光地ですので)及び、光太郎智恵子ゆかりの銚子犬吠埼(光太郎智恵子にはふれられませんでしたが)でした。そちらも公式サイトからご覧下さい。

【折々のことば・光太郎】

午后「森英介之墓」等揮毫。


昭和27年(1952)7月22日の日記より 光太郎70歳

森英介」(大6=1917~昭26=1951)は米沢出身の詩人。生前に刊行された(正確にはぎりぎり間に合わず亡くなりましたが)唯一の詩集『火の聖女』には、光太郎が序文を寄せています。この詩集は活字工として働いていた森が自ら紙型を組み、印刷まで完了しましたが、その刊行を見ることなく、森はその直後に胃穿孔で急逝してしまいました。
 
墓標の文字を遺族から依頼された光太郎は、哀惜の意を込めて正面に刻まれた「森英介之墓」、向かって左側面の「智応院正行日重居士」(戒名)を揮毫しました。
 
当方、20数年前、開通間もない山形新幹線に乗って、米沢までこの墓標を見に行きました。市内相生町の善立寺さんというお寺にひっそりと佇んでいましたが、今もそのまま残っているのではないかと思います。おそらく地元の方も光太郎の文字がここにあるというのは、ほとんどご存じないのではないでしょうか。
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