2件ご紹介します。

まずは2時間ドラマの再放送。

おかしな刑事8 居眠り刑事とエリート警視の父娘捜査!東京タワーは見ていた!消えた少女の秘密・血痕が描く謎のルート!

地上波テレビ朝日 2022年1月10日(月) 13:54〜15:48

ある日、東京タワー近くの公園を訪れた鴨志田は、30年前に同所で起きた幼女誘拐事件の被害者の父と再会する。その事件の主犯は交通事故死、懸命な捜査の甲斐なく共犯者の行方もわからないままだった。その夜、会社社長の冬木が刺され、重体となる事件が発生。冬木のもとには「東京タワーは知っている」という脅迫状が届いていた。そんな中、ホームレスの男・駒田が刺殺体で発見された。鴨志田は“駒田”という名字が気にかかり…

◇出演者 伊東四朗、羽田美智子、石井正則、小倉久寛、辺見えみり、山口美也子、
     木場勝己、小沢象、丸山厚人、菅原大吉 ほか

初回放映は平成23年(2011)、その後、年に1、2回、くり返し再放送されています。つい先週も系列のBS朝日さんで放映があったばかりです。
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事件関係者の一人が二本松出身という設定で、『智恵子抄』詩篇がモチーフとして使われています。
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番組後半には、二本松ロケのシーンも。
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ご覧になったことのない方、ぜひどうぞ。

もう1件、くり返しご紹介している「いのちの石碑」関連です。東日本大震災の津波に呑まれて亡くなった故・貝(佐々木)廣氏が中心となって、昭和6年(1931)に光太郎が訪れたことを記念して建てられた高村光太郎文学碑(平成3年=1991建立)の精神を受け継ぎ、宮城県女川町内に「千年後のいのちを守るために」と建てられ続け、昨秋、当初予定の21基目が除幕された「いのちの石碑」

25歳〜情熱の起点〜

地上波テレビ朝日 2022年1月12日(水) 23:10〜23:15

世界を舞台に活躍する各界のトップランナーに注目。25歳という年齢・時期が彼らにとってどんな意味を持つのか?未来を切り開こうとする挑戦者たちの人間像に迫ります!

小学6年生の時、東日本大震災を経験。宮城県・女川町21カ所の津波の最高到達点付近に「いのちの石碑」を建てる…山下脩さんにとって“25歳”という年齢はどんな意味を持つのかをインタビュー!

ナレーション 内藤剛志
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「いのちの石碑」中心メンバーのお一人、山下脩さんがご出演。現在、23歳だと思われますが、高校生の頃から海上保安官を目指す、ということで、メディアに取り上げられていました。その夢が叶い、現在は気仙沼海上保安署に勤務されているそうです。

こちらもぜひご覧下さい。

【折々のことば・光太郎】

ねてゐるうち八時頃東京より面白クラブといふ雑誌の記者遠藤氏といふ人来訪、智恵子の事をいろいろたづねらる、伊丹監督の細君が智恵子に似てゐると語らる。

昭和26年(1951)10月21日の日記より 光太郎69歳

伊丹監督」は、伊丹万作でしょう。「面白クラブ」は『面白倶楽部』、光文社さんの刊行でした。おそらく光太郎訪問記が載ったのではないかと思われますが、未確認です。