沖縄から演奏会情報です。

沖縄県立芸術大学音楽学部第32回洋楽定期公演~沖縄から発信する現代の音楽~

期 日 : 2021年10月2日(土)
会 場 : 沖縄県立芸術大学奏楽堂ホール 
       沖縄県那覇市首里当蔵町1-4 首里当蔵キャンパス内
時 間 : 18:00開場 18:30開演
料 金 : 無料(要整理券)

演目・演奏
 柴 佑:Rondo for Violin and Piano
  Violin 古藤 千晶 Piano 玉木 日菜
 油田 燿:Endless Cycle
  Marimba 宮里 凛花 Horn 仲尾 蘭 Piano 名護 茉里奈
 金城 亜美: "If the doors open someday" for string quartet
  Violin I 阿波根 由紀 Violin II 田場 尚子 Viola 佐渡山 安哉 Cello 城間 恵
 江幡 侑奈:《冬が來た》高村光太郎の詩による
  Soprano 山本 奏美 Piano 坂田 歩
 杉山 湧生:《線香花火》―弦楽四重奏のための―
  Violin I 阿波根 由紀 Violin II 田場 尚子 Viola 佐渡山 安哉 Cello 城間 恵
 安元 麦:《光の道》 ―ピアノとヴァイオリン、チェロのための―(2020/2021年改訂)
  Violin 田場 尚子 Cello 城間 恵 Piano 上田 勇貴
 土井 智恵子:HAJICHI BLUE (委嘱新作・世界初演)
  歌三線 新垣 俊道 琉球笛 入嵩西 諭 Violin 岡田 光樹 Cello 林 裕 Piano 新崎 誠実
 塚本 一実:Increasing lights 〜for solo flute〜
  Flute 飯島 諒
 ヤニス・クセナキス (1922-2001/アニバーサリー作曲家没後20年)
  :Psappha pour Percussion Solo(1975)
  Percussion 屋比久 理夏
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沖縄で「冬が来た」。まぁ、土地柄はあまり関係ないのかもしれませんが。当方、20年近く前、12月の暮れに沖縄に行きましたが、チョウチョが舞っていましたし、石垣島の海でダイビングをしました。海に入ると、海水温が冷たいと感じ、思わず「冷てっ!」と言ったら、インストラクターさんに「気のせいです、ここは沖縄ですから」と返されました(笑)。

ちなみに光太郎には「琉球決戦」(昭和20年=1945)という実に陰惨な翼賛詩がありますが……。

閑話休題。今回の演奏会、主催は沖縄県立芸術大学さん、企画は同大音楽学部音楽表現専攻 作曲理論コースさんだそうで、そちらの教職員の方々、学生の皆さんによる演奏会のようです。

公式サイトには「本公演の実施方法については、検討中です。決定後は本ページにてお知らせします。」とあり、やはりコロナ禍の影響なのでしょう。9月25日(土)に同じ会場で行われた別の演奏会は無観客で実施、後日、動画配信だったそうで。

今回の演奏会、有観客だったとしても、動画配信していただきたいものです。

【折々のことば・光太郎】

胸から脇腹にかけての赤はれとぶつぶつは寄生虫か、腫物か、丹毒類か不明。わるくもならず、よくもならず、 天気になり次第花巻にゆきて院長さんに見てもらふつもり、ともかく三年前かひたるサルゾールをつづけてのむ。

昭和25年(1950)12月31日の日記より 光太郎68歳

昨日も書きましたが、光太郎日記、前年1月22日から、この年12月30日までの分が失われています。どこかにひっそりと残っていないものでしょうか。

「ぶつぶつ」は帯状疱疹だったようです。