最近流行りの個人開設型ネットショップ。中小企業さん、個人商店さん、ベンチャーさん、それから純粋な個人の方も出店しています。

そのうちのBASE(ベイス)さんというサイトに登録されているnepop_bungakuさんというショップ(ブランド名 written by me.)で、流行りの「文豪」ものグッズを出品されていますが、光太郎もラインナップに入れて下さいました。

『智恵子抄』文学トートバッグ / アイボリー / 文豪シリーズ⁑高村光太郎

近代の詩人 高村光太郎が妻智恵子について綴った『智恵子抄』より、『レモン哀歌』をイメージしたデザインのトートバッグです。

シンプルでさわやかなレモンのイラストに詩の原文と英訳をあしらい、レトロガーリーな雰囲気に。

人を選ばないナチュラルなアイボリーカラーです。『シンプルなのに人と被らない』デザインがお好みの方に♡

「わたしの手からとつた一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ」「写真の前に挿した桜の花かげに すずしく光るレモンを今日も置かう」

¥1,990 ※こちらの価格には消費税が含まれています。1回のご注文毎に送料¥550が掛かります。
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『レモン哀歌』文学スマホケース / 文豪シリーズ⁑高村光太郎

近代の詩人 高村光太郎が妻智恵子について綴った『智恵子抄』より、『レモン哀歌』をイメージしたデザインのスマホケースです*

ヴィンテージ風のレトロなブルーギンガムチェックとさわやかなレモンのイエローがキュート。どこか懐かしい雰囲気が推しポイントです。マットな質感で高級感も。

他と被らないデザインとモチーフで新しい文学の世界を味わってღ

♥対応サイズ→iphone8 / iphone7/iphoneX/iphoneXS

¥2,500 ※こちらの価格には消費税が含まれています。 1回のご注文毎に送料¥550が掛かります。
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他に、夏目漱石『吾輩は猫である』、太宰治『女生徒』バージョンも。

当方、早速、「『智恵子抄』文学トートバッグ」を注文してしまいました(笑)。

皆様もぜひどうぞ。

【折々のことば・光太郎】

午前、花巻より彫刻家佐藤清三郎氏来訪、瑞雲の弟子。


昭和23年(1948)11月2日の日記より 光太郎66歳

「佐藤清三郎」は、正しくは「佐藤精三郎」。「瑞圭」と号した彫刻家です。光太郎の父・光雲の高弟の一人、山本瑞雲に師事し、「瑞」の一字を貰いました。大正5年(1916)、花巻の出身だそうで、あちらには作品が結構残っているようですし、さらに花巻で弟子も育てたとのこと。

その名は『高村光太郎全集』に2回出て来ますが、以前は読み飛ばしており、そういう人物だと存じませんでした。昨年、花巻高村光太郎記念館さんで開催された市民講座「光太郎の父 高村光雲の彫刻に触れる」で講師を仰せつかった際、光雲について述べる中で、光雲の弟子や孫弟子についても「光雲の系譜を継ぐ彫刻家たち」ということで触れたのですが、瑞圭の系譜については脱漏してしまいまして、汗顔の至りです。